東スポWEB によるストーリー • 16 分前
米テレビ界最高の栄誉とされるエミー賞のノミネートが12日に発表され「ドキュメンタリーまたはノンフィクションシリーズ」での候補入りが噂されたヘンリー王子とメーガン妃のネットフリックス・ドキュメンタリー「ハリーとメーガン」は、ノミネートから外れた。これにより夫妻は受賞の際に予想された最高で3億ポンド(約541億5000万円)の独占契約料も逃したという。英紙エクスプレスが13日に報じた。
物議を醸した6部構成のこのドキュメンタリーでは、夫妻がウィリアム皇太子やチャールズ国王を含む王室上級メンバーに対して一連の疑惑を提起し、夫妻の親しい友人や家族からの直接の証言とともに、ここ数年の最もつらく厳しい時期について詳しく描いていた。同作品はネットフリックスの視聴者数記録を打ち破り、初週では何と450万人の視聴者を得た。
英ニュースサイト「マーク・ミーツ」のエンターテインメント編集者であるマーク・ボードマン氏はエクスプレスUS紙に対し、ノミネートが噂された時点で「ヘンリー王子夫妻がこのままエミー賞を受賞できれば、ネットフリックスと別の独占契約を通じて夫婦に数億ドルを積み上げる可能性がある。目を見張るような金額を手に入れることができる」と断言していた。さらにはエミー賞を獲得した場合は、最高で3億ポンドの将来的な独占契約料が追加されるだろうと予測していた。
しかし受賞どころかノミネートもされないという悲惨な結果に…。ヘンリー王子とメーガン妃の手からは大金がすり抜けていく結果となった。ネットフリックスとは未支払いの契約金5100万ドル(約73億円)が残っており、早期に新作に着手しなければならない厳しい現実が待つ。エミー賞ノミネートは夫妻にとって短い夢だったようだ。