AFPBB
横須賀の「ジョン・マケイン」布で覆う トランプ氏訪日時「視界に入れるな」
【関連記事】トランプ氏、横須賀基地を訪問 海自護衛艦「かが」視察
ジョン・S・マケインの艦名は、トランプ氏の長年の政敵で昨年8月に脳腫瘍のため死去した米共和党の重鎮、故ジョン・マケイン(John McCain)元上院議員の名前にちなんでいる。WSJによると、海軍士官の一人が大統領の横須賀基地訪問を伝えるメールで、「駆逐艦ジョン・マケインは視界に入らないようにする必要がある」と指示したという。
ジョン・S・マケインは2017年にタンカーと衝突・損傷し、横須賀基地で修理中。WSJは海軍関係者の話として、トランプ氏が横須賀基地を訪問した28日までに艦体を移動させるのは困難だったため、防水布で艦名を覆い、乗組員には1日の休暇が与えられたと報じた。
パトリック・シャナハン(Patrick Shanahan)国防長官代行の報道官は29日夜、シャナハン氏は艦を移動させよという指示については一切知らず、そのような指示を出すに至った懸念さえも認識していなかったと説明した。
トランプ氏も、ツイッター(Twitter)への投稿で「私は何も知らされていなかった」と述べている。
トランプ氏とマケイン氏は政治的に対立していた。海軍の戦闘機パイロットだったマケイン氏が、ベトナム戦争(Vietnam War)中に捕虜となり拷問を受けた一方、トランプ氏に従軍経験はない。
2015年、トランプ氏は戦争の英雄とたたえられていたマケイン氏をやゆする発言をした。
2016年大統領選で、マケイン氏はトランプ氏への支持を撤回。2017年には医療保険制度改革法(通称オバマケア、Obamacare)の廃止を狙うトランプ政権が上院に提出した法案の採決で反対に回り、トランプ氏のもくろみを阻止した。
マケイン氏は生前、自身の葬儀にトランプ氏には参列してほしくないと述べていた。トランプ氏はマケイン氏の死後も同氏を毛嫌いし続け、今年3月には「ジョン・マケインを好きだったことは一度もないし、これからも(好きになることは)絶対にない」と述べていた。
マケイン氏の娘メーガン(Meghan McCain)さんは29日夜、「トランプ氏は子どもだ。父の素晴らしい人生の偉大さに、これからもひどくおびえ続けるのだろう」とツイート。さらに、「死後9か月がたった今も、トランプ氏は父を安らかに眠らせてくれない。だから私が父のために立ち上がるほかない」と述べた。(c)AFP
マレーシア首相、ファーウェイ製品の使用継続を宣言
【5月30日 AFP】訪日中のマレーシアのマハティール・モハマド(Mahathir Mohamad)首相(93)は30日、都内で講演し、中国通信機器大手・華為技術(ファーウェイ、Huawei)の製品を「可能な限り」使い続ける方針だと述べた。
安全保障上の懸念と米国の購入禁止措置を受け、世界的に広がっているファーウェイ製品締め出しの動きに抵抗する発言だ。
世界最小、245グラムで生まれた赤ちゃん 元気に退院 米カリフォルニア
Saybie, believed to be world's tiniest baby ever to survive, goes home
韓国U-18代表が「中国全国民」に謝罪、トロフィー踏みつけ炎上
北朝鮮ミサイル「国連決議違反」と米国防長官代行
露大使、 「ロシア低出力核実験」の米報道を全面的に否定
ロシアのアナトリー・アントノフ駐米大使は30日、米政府がロシアが低出力の核実験を行っている可能性があると分析しているとの報道を受けて、ロシアはそれを全面的に否定していると表明した。
米国 世界競争力ランキングで首位を失う 日本も5ランクダウン
スイスのビジネススクールIMDは、2019年版の世界競争力ランキングを発表した。公表されたランキングでは、米国が首位を失い、また日本も前回から5つランキングを落とした。
ランキングでは、米国は1位の座をシンガポールに明け渡し、かろうじて3位に留まった。2位につけたのは香港。IMDによれば、米国経済の指標の下落は、国内通貨の不安定さや燃料価格の高騰、ハイテク技術品の輸出の弱体化にある。
この他、ランキングのトップ10には、スイスやアラブ首長国連邦、オランダ、アイルランド、デンマーク、スウェーデン、カタールが入った。
日本は25位から30位にランクを落し、また、ロシアは前回と同じく45位に留まった。
露「介入」疑惑捜査のモラー特別検察官、退任を表明
2016年の米大統領選挙に対してロシアが行ったとされる「介入」について2年間にわたり捜査を行ったモラー特別検察官が29日、司法省を退職することを表明した。
日本は米・イラン対話の仲介役として成功できるか