とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

老人介護

2006年04月06日 08時24分11秒 | 老人介護・心の不調・ストレス
若者問題に、老人介護の問題がかさなり、仕事のこともあり、
機能不全の機械のように、問題がかたつかず 問題がふり積もる。

老人介護との格闘開始もとっくに始まっている。

私の友人が、単身で、母親の介護を始めて久しい。

ひさかたぶりに、電話をしてみたが元気だった。

94歳になる母親が、ついに寝たきりになったとのこと。

研究しつくし、悩みぬき、熟練しきった彼女の看護力、往診でやってくる看護婦さんに「看護婦さん」と呼ばれているそうだ。

さすが「看護婦さん」。質問すると、なんでも、明快な答えがかえってくる。

看護とは?
「それは24時間労働です。長帳場です。親を愛するなら自分が倒れないこと」

私の母が痴呆のようですが、父がかわいそうがって認めないが。
「現実は しっかり みつめなければ いけない」

父が、母親の認知力を引き戻そうと計算ドリルなどをやっている。
「痴呆とは、いつ始まるかは、その人の遺伝子の問題。
90歳以上でも、しっかりしている人もいれば、60歳でもぼけてくる人もいる。
82歳だって....それでは、痴呆になっても、おかしくない。
計算ドリルで痴呆をひきもどそうなんて、ムリよ。」

一時、計算ドリルで成果はあがったが、また混乱状態になっている。
「痴呆は気分の問題。混乱している時もあれば、はっきりしていることもある。
一時よくなったのは、計算ドリルの成果ではない。単に気分の問題である。」

「ひとは、いつ死ぬかは、だれもわからない!」というお言葉。

「看護婦さん」は、今日も行く。
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