とおいひのうた いまというひのうた

自分が感じてきたことを、順不同で、ああでもない、こうでもないと、かきつらねていきたいと思っている。

男と女の交差点 2 忘れられない言葉

2006年06月05日 11時15分31秒 | 私のこと(日記)
世代のせいだろうか?私がいわゆる適齢期という年齢の時には、男は女を個人的
なものにするのが当然という考えが周囲の男性の主流をなす考えであったような
気がする。

私は、若い時は、結婚の約束はしても、すぐには結婚せず、10年フリーにして欲
しかった。10年仕事に挑戦してみたかったのだ。私がしたかった仕事は、どう考えても、家庭生活と両立しないハードなものだったからだ。

しかし、その考えは通じなかった。

私は、育児が一段落ついたときに、かなり遅れたが、夫の承諾を得て、自分のライフワークを求めて再出発した。
周囲の人々の心の奥底は、あんなに遅れて始めてどうなるものでもないという冷たさがあったことは、承知している。

勉強に通った語学学校で、ある話が分かりそうな年下の男の人に、私が昔考えたことを話してみた。

その人は、言った。

「ぼくなら、10年待ちます」と。

世の中の男の人考えは、このように進歩しているのかと感激したのを思い出す。
誰にも理解してもらえなかった自分の結婚観が、あっさり肯定されて、私は、と
てもうれしかった。

ただ、それだけの話なのだが.....

私の知っている若いカップルの進歩は、目をみはるものがある。とても、うれしい。その知性、洗練さを頼もしく思って見守っている。
ただし、晩婚になり、出産率は、さがった。出産・育児・仕事の両立は、いつになっても難しいものと推測をする。奮闘を祈る。

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