1)外国人(技能実習生や特定技能)を受け入れて成功している企業もある一方で、失敗に終わるケースも少なくありません。
失敗の原因の一つとして「期待外れ」が挙げられます。
これは、特に外国人の日本語能力に関する期待に関係しています。
外国人を斡旋する業者は、売り上げを早く伸ばしたいために、日本語能力を強調して宣伝することが多いのです。その結果、企業側は「流暢に日本語が話せる」と期待してしまうが、実際には入国する外国人は自己紹介や挨拶を暗記している程度で、ほとんど日本語が話せないことが多いのです。
これにより、企業は失望感を抱くことになります。 このような状況を避けるためには、外国人の日本語能力に過度な期待を持たないことが重要です。
2)ベトナム人技能実習生についての議論でよく耳にするのは「ブローカー」の問題ですが、私は労働環境の問題の方がさらに重要だと考えています。ブローカー問題は否定できないものの、根本的な課題は待遇や労働環境にあると思います。ブローカーを通じて来日した実習生でさえ、労働環境が良好ならば問題なく働いています。逆に、ブローカーを介さず来日しても、労働環境が不十分であれば失踪するリスクが高まります。したがって、ブローカーよりも、労働環境と待遇の改善に重点を置くべきです。
【世界中に米軍を受け入れている国はたくさんあります。どこの国でも、「米軍がいるから安全」vs「米軍がいるから狙われる」という賛否がある。でも、戦後70年を経て、米軍が自国の米軍基地から出撃することにNOと言えないのは、日本と韓国だけです】
「日本が世界に誇る紛争解決請負人・伊勢崎賢治氏はかつて、憲法は一言一句変えてはならないと考えていた。しかしそれから十数年が経ち、今は改憲しなければマズイと考えている。なぜか? 「改憲的護憲」を唱えるジャーナリスト・松竹伸幸氏との徹底討論。後編のテーマは、異常な日米関係を正常化するにはどうしたらいいかです。」
「米軍が駐留するドイツ、イタリアを含むNATO諸国、そしてアフガニスタン、イラク等のアメリカの戦場になっている国とアメリカが結ぶ現代の地位協定の「国際標準」では、出撃のみならず、平時の訓練においても、米軍に「事前通知」してもらえるか否かではなく、すべて受け入れ国が「許可」するものです。
だって、米軍に勝手に出撃されたら困るわけですよね。報復を受けるのはこっちで、米軍は海の彼方に逃げればいいだけですから。
アメリカによる占領下でなければ、アメリカにNOと言えるのが主権で、ふつうの同盟国のあり方です。日米関係は正常ではありません。」
今がんの治療はどんどん進んでいます。諦めずに必ず治るんだという希望を持ってください。膵臓癌だってきっと治る日が来ます。それが明日かもしれません。