キャサリン皇太子妃がやがて来る「王妃」となる日に備えて、秘かに強い決意を固めているという。25日に英紙ミラーが伝えた。
王位第一継承者であるウィリアム皇太子の妻であるキャサリン皇太子妃は、若い時期から英国民から高い人気を誇り、ある時はファッションリーダーと尊敬され、熱心な慈善活動家でもあった。国民は皇太子妃が笑顔に満ちた当たり障りのない女性だと考えているとの説もあるが、王室作家のバレンタイン・ロー氏は、皇太子妃のパブリックイメージに異を唱える。
「キャサリン皇太子妃には目に見える以上のものがあると私は信じています。君主制の安定を維持する上で、それはますます重要な役割を果たしている」と皇太子妃の隠れた一面について語ったロー氏は「彼女はタフな性格と頑固な一面を隠してきた。彼女は舞台裏では鋼鉄のような心の持ち主です」と続けた。つまりいずれウィリアム皇太子が国王となり、自らが王妃となった際に備えて、精神的に強くなければならないという決意の表れのようだ。
ヘンリー王子とメーガン妃が2021年にオプラ・ウィンフリー氏とのインタビューで、王室内の人種差別など、多くの暴露的な的な主張を行い大騒動になった際も、一番しっかりと気丈な態度を見せたのはキャサリン皇太子妃だったという
ロー氏は「他の王室メンバーは、ヘンリー王子とメーガン妃を敵に回せば、ひどく落ち込んで不愉快な状態が続くだけになると感じた人もいた。しかし、本当に強く主張したのはキャサリン妃だった」と語っている。
さらに同氏は「皇太子妃はいつか女王になることを認識しているため、制度としての王室の長期的な安全と強さ、安定について非常に慎重に考えている。彼女は優秀だ。彼女は全体像を見据えている」と締めくくった。キャサリン皇太子妃が未来の王室を変えてしまうかもしれない。