川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

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子ども2人が法律に興味を

2025年03月04日 | 法律・海外法務
子供2人に、弁護士になれとか、法律に興味をもたせるような教育は、していない。

むしろ、私が20代に司法試験で苦労したし、自営業者の弁護士はお客さんを獲得する苦労もあったりするから、むしろ弁護士にはなってほしくない的な考えもある。

しかし。

次男が弁護士になりたいと。

長男も、法律の本を買って読んだりしている。

まあその興味を止める悪趣味はない。

法律のことをちょっと教えてあげようか。

って思って、まずイのいちに渡した本が、以下の『お気の毒な弁護士』。

 
マチ弁から最高裁判事になった山浦善樹さんの本。

この本の25頁までが、いい。

弁護士としての姿勢。プロフェッショナリズム。For others, with others.

そんなことが学べる。

私は、あまりにも感動したので、すぐ手紙を出して山浦さんのところに会いに行った。

それくらいこの本は好き。

弁護士としての必読書だと思っている。

興味ある方は、ぜひ。

なお、「お気の毒な」という意味は、山浦先生が司法試験に受かった直後、お世話になった僧侶から「お気の毒に…」と言われたことに由来します。

弁護士たるもの、世のため人のために犠牲になることを厭うてはならない。

その「お気の毒な」人生が待っていることから、司法試験合格直後に「お気の毒に…」と言われた。

弁護士はすべからくお気の毒な人生を歩むべし。
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