川塵録

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大雨に打たれ叩かれ重荷挽く 牛の歩みの跡形もなし

2024年10月06日 | 唄・詩・都々逸
大雨に打たれ叩かれ重荷挽く
 牛の歩みの跡形もなし

田中正造

オリジナルはひらがな混じりですが、勝手に漢字にしたところがあります。

大雨に打たれ、車夫に叩かれ、牛が重荷を挽いている。
雨で轍も消えて、跡形もない。

でも、牛の歩みの尊さは、変わらない。
跡形も残さないけど、美しい営みは色褪せない。

田中正造らしい一句ですね。

 
なお、本書に、田中正造が新聞を31年間も見なかったということが書かれていました。

「新聞は俗人の聖書」と言って新聞を読ませなかった山本七平の親を思い出す。知識より行動あるのみ。
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