川塵録

『インテグリティ ーコンプライアンスを超える組織論』重版出来!

コンプラを変え,会社を変え,日本を変える!

貴乃花親方父子がすごい

2024年11月04日 | 教育・子育て
貴乃花親方の息子・花田優一さんは靴職人。

15歳でボストンの高校に留学させるときに、父の貴乃花親方が一言:

「学校の成績、教科書があってそれを覚えて点数とれる世界で一番になれないヤツが、教科書のない職人の世界で一番になれるはずがない」

と。

実際にその教えを守り、息子の優一さんは、ボストンの高校で、ずっとトップの成績を取りました。

英語の苦手な日本人がアメリカの高校でトップ成績を取り続けることが、どれくらい大変か、、、 海外に留学経験をした僕にはなおさら強く分かる。

父子ともに立派。

私も頑張ろう。

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誇り高く生きていけ

2024年11月04日 | 人生
子どもには、「お父さんより幸せになれよ」と伝えることがあった。

しかし。

執行草舟を読んで、この「幸せになれ」メッセージを変えようかと考えている。

14歳~10歳の子どもたちは、「幸せ」を、物理的で、物欲的で、世俗的な、いい家に住むとか、美味しいものが食べられるとかでイメージするだろう。

それは私の本意ではない。

私の幸せは、人を幸せにすること。できる限りたくさん。そういうチャレンジができる物理的環境にあることが、まあ幸せではある。

でもここまでは子どもたちにはまだ説明していない。だから子どもたちは「幸せ」を世俗的に受け取っちゃうだろう。

ま、30年経てば、私がそういう「世俗的な(他人と比較しての)幸せ」を志向していないことはわかってくれると思うけど、、、

真の「幸せ」ってのは、世俗的な幸せを蹴っ飛ばして、死後に美しい精神・魂を遺すこと。独りでは達成できないような大きな円の感性を目指して、前のめりで死ぬこと。

これが私の「幸せ」なんですが、まだ10歳の娘とかには理解できないだろうから、、、

だから、「幸せになれよ」ではなく、「誇り高く生きていけよ」に変えようかななんて思っています、、、

いずれにせよ、現世の出世競争で勝ち上がる的な、チンケな夢を抱かず、文化文明の発展に貢献するような、大きな志を抱いて歩んでいってほしい。

 
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ノブレス・オブリージュ(高貴なる者の義務)

2024年11月04日 | 歴史
アフリカのガーナで、米倉誠一郎教授と、ノブレス・オブリージュ談義。

なぜ米倉誠一郎先生がノブレス・オブリージュを考えるようになったのか、を訪ねたら、オックスブリッジの面接で、

「イギリスでは第一次大戦で多くの貴族がノブレス・オブリージュを発揮して戦士した。それが戦後のイギリスの経済停滞をもたらした」

って聞いたから、だそうな。

ググるとそういう記事はたくさんある。事実なんだろう。 

具体的には,「貴族とその子弟は5人に1人が命を失った(全体の平均では戦死者は8人に1人の割合であった)」そうな。こちら  それで英国の発展が20年遅れた、との記事もあった。

 
英国貴族から、少なくともそのスピリットは受け継がねばならない。
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タテ気違いの吉田松陰と執行草舟

2024年11月04日 | 人物
執行草舟は、魂の律動がある文章を書く。肚にグサリと刺さる箴言を吐く。
脳に効くのではなく、脳幹に響くような文章を書く。

何と言っても、彼が提示するタテ(歴史、信念、愚直)とヨコ(世俗、名声、利口)の区別がいい。あまり政治的なことは書いていないが、「タテ」が保守で、「ヨコ」が革新・リベラルのはず。

____________

「欲」はヨコの誘惑。そう考えると、生涯不犯(=童貞)で終わった吉田松陰なんか、「死んでもヨコの誘惑に屈してたまるか」っていう「タテ気違い」の意地っ張りだったと言える。

執行草舟の「草」って号も、吉田松陰の「草」莽崛起から取っているし。34歳くらいで27歳の妻を亡くしてから、独身を貫いている執行草舟さんにも、吉田松陰の不犯の誓いと同じ、タテの神聖さ・厳粛さを感じる。

____________

The greatest genius is the most indebted person (偉大な天才は、最も古人のお陰を被った者) というエマソンの言も、思いっきり「タテ」の世界。親を愛するように、歴史を愛せ。文字通り万巻の書を読み先人から学びまくっている執行草舟ほど「タテ」の人はいない。

「立派な人はみな古風だった」という執行草舟さんの分析にも納得感がある。新しいものの中に古いものを見出したり、古いものの中から新しいものを生み出すものが、立派たりうる。

____________

人たるもの、大思想、信仰、信念、道に陶酔し没入せよ。未完で死ね。前のめりで死ね。現世の幸福なんか求めるな。そう執行草舟さんはけしかける。

過去を肯定し、歴史を愛し、親へ孝行せよ。そうやって運命へ同化する。それが、マルクス・アウレリウスやニーチェが説いた運命への愛(amor fati)だろう。

この「運命への愛(amor fati)」ってのは、ググるとニーチェで有名ですね。知らなかった。すべてが必然で、すべてが最善、という森信三の考えと同じ。宿命を受け止め、宿命を活かし、宿命に立つって考えと同じ。

だから「運命への愛」ってのは、「宿命への愛」でもいい。

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そんな執行草舟は、「地に足のついた」三島由紀夫のように思われる。「ますらおぶり」を発揮しているし、実業家として、現実の経済の中で、雇用を作ったりして結果を出しているから。

また、執行草舟は、「地に足のついた」太宰治ともいえそう。歌人としての執行草舟さんには「たをやめぶり」が垣間見える。歌人としての執行草舟はまだ未分析。彼の『友よ』を読んでからまたコメントします。

 

 
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米倉誠一郎アフリカツアー

2024年11月04日 | 旅行記
8年越しの悲願で、米倉誠一郎教授と一緒にアフリカツアーに行ってきました。

毎年行われているアフリカツアー。毎年この情報をウォッチしていたわけではないけれど、71歳の米倉教授が最後だとおっしゃるので、このチャンスを逃してはなるまいと思い。

ガーナでの訪問先/協力先は、以下のようにレパートリーに富んでいました:

  1. 日本大使公邸(政府)
  2. 豊田通商(車の製造・販売)
  3. 伊藤忠(商社)
  4. カネカ(付け毛、B2C)
  5. CLOUDY(NPO)
  6. 野口英世施設(歴史)
  7. スラム街(貧困)

ガーナは、1957年に、初めてアフリカで独立した国。冒頭画像はその記念門。

いい旅でした! この旅から何を還元できるか。ノブレス・オブリージュを忘れずに頑張ります!
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家庭連合って執行草舟みたい

2024年11月04日 | 宗教
家庭連合って執行草舟みたい。
もしくは、私が最近ハマっている執行草舟って、家庭連合みたい。

執行草舟は、精神性が高い。宗教性も高い。
彼の語彙では、タテ。歴史。崇高。野蛮性のある高貴。

浮薄な世俗・低俗・風評・名声の「ヨコ」と対比される。

執行草舟は、「葉隠」をバイブルに60年くらい生きている。
行き過ぎちゃっているように見える。精神性の低い人はたぶんドン引きする。

すごすぎて理解されない。高踏的なので、広く愛されることは難しい。
偉大であるがゆえに、誤解される。

「異次元からの使者」と東大名誉教授・佐藤誠三郎から激賞される笹川良一が、生前に正当に理解されることはなかったのと同様に。

 
____________

家庭連合も、宗教の中でも、敬虔で訴求力が高いところがあるので、とてもタテ。勝共っていう、歴史的・地政学的に考えた政治運動をしていた点も、タテ。

純潔とか合同結婚式とか、ハードルの高い教えがある。
だから広く愛されることは今のところ難しい。

上部団体のUPF(天宙平和連合)がやっている平和運動(科学、学問、言論、政治、経済でのOne family実現、例えば国連での超宗教会議の実現とか)も、崇高すぎて、理解されていない。

偉大であるがゆえに、誤解されている部分はある。
興味ある方はUPFがどれだけ世界から評価されているかをご確認されたし。国連での総合協議資格(上部2%のみ こちら )など。

____________

以上のとおり、家庭連合って、執行草舟。

いずれもタテどころか超タテ(精神性強し)であり、ヨコ・世俗の人からは理解し得ない、という点で。

だから、家庭連合の方も、反家庭連合の方も、どちらでもない方も、安倍元首相暗殺後の家庭連合問題を考えるにあたって、執行草舟を読むのが、参考になります。

一番の入門書は、以下の『魂の燃焼へ』。

 
サクサク読めるのでぜひポチってくださいな!
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親がやっても監禁は監禁

2024年11月04日 | 法律・海外法務
家庭連合信者の監禁を「親として当然」とTweetしている人を見かけました。


弁護士として解説しますと、親によるこの監禁も監禁罪の構成要件に該当し、以下の3つの違法性阻却事由に該当しません。

  1. 正当行為
  2. 正当防衛
  3. 緊急避難

そのため、親がやっても犯罪です。

実際、監禁推進派の大御所の郷路征記弁護士も、私が内容証明郵便出してから1年経ちますが、未だに、これら3つの違法性阻却事由について説明することができません。

親がやっても犯罪だと、郷路弁護士も今はわかっていらっしゃるからです。
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利口になるな、馬鹿になれ

2024年11月04日 | 人生
利口になるな、馬鹿になれ。
小利口になるな、愚かであれ。

論語でも、
巧言令色、鮮し仁
剛毅木訥、仁に近し
という。

さて、利口とか愚かとは、どういうことか。執行草舟『憧れの思想』より。

◆ 利口 ー水平・ヨコ
 利口とは、損得に長けて、現世を賢しく生き、現実の流れに身を委ねて楽に生きる生き方のことを言う。
 私の考え方で言えば、水平的な生き方であり、物質的な生き方であり、肉体的な生き方ということだ。

◆ 愚か ー垂直・タテ
 愚かとは、人間の憧れだけのために生き、人間精神の理想のために命を捨てる覚悟を持つ生き方のことを言う。
 それは、垂直の生き方であり、生命的な生き方であり、精神的な生き方である。
____________

要するに、

◆ ヨコ・水平・利口は、形而下的で、世俗的。
◆ タテ・垂直・愚直は、形而上的で、精神的。

タテに、垂直に、愚直に、生きていきたい。
Stay foolish!

 
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誠意と善意は違う

2024年11月04日 | 言葉
誠意と善意は違う。

◆ 誠意
誠意は、必ず通じる。
至誠にて動かざるものは未だこれあらざるなり。
この孟子の一節を吉田松陰が死ぬほど愛した。
誰が言い出したか、「至誠天に通ず(至誠通天)」という言葉もよく使われる(孟子の言葉ではない)。

その誠意は、他者に通じること、他者に理解されることを前提とする。
だから他者が主体。相対的な価値。

他者が悪であれば、誠意の伝え手も、汚れる覚悟が必要。
通じるために、嘘をついたり、騙したりする場合もありうる。

優等生がキレイゴトを言っていては、通じない。
それは誠意ではない。誠意とは言えない。

◆ 善意
善意は、絶対的な正義。
自分が主体。正義の押し付け。相手のことを考えていない。
大きな親切、余計なお世話。

「正義」や「善」はしばしば暴走するから。

____________

この違いを前提に、執行草舟が以下のように締めくくる。

まがりなりにも善を行ないたいと思うならば、他者に通じる形を見つけだすしかない。ほんの少し、その場、その時、その相手によって修正し、誠意をもって善を行なおうとすることである。

ところがこの修正がほとんどの場合、表面上、悪の要素を持っているから、人は苦しむ。相手のためになるには、嘘もつかねばならぬし、だまさなければならないこともある。

このことによって、人間は涙と呼ぶ、人生の哀しみを知っていく。誠意とは、善意とずれた部分の苦悩を、自己の内部にしまいこむ哀しみなのだ。

自分が汚れていく過程の中に、他者を思いやる言動が生まれてくる。そして、どんなに汚れ果てても、他者に通じさせたいと思う心を持つ者を、誠意ある人物と言う。相手に通じるために、自分は汚れなければならないのだ。

____________

なんだか詩的。文学的。
マザー・テレサの姿などが、善意のみならず誠意ある姿とイメージできる。

反家庭連合の立場を30年以上取り、口を開けば家庭連合の悪口を言っている紀藤正樹弁護士。家庭連合の信者には、紀藤正樹弁護士の顔を見るだけでノイローゼになるような方も多い。

紀藤正樹弁護士の発言を見ていると、誤った認識に基づく「善意」の押し付けばかり。家庭連合信者をステレオタイプで枠にはめる。そこに執行草舟の言う「誠意」は感じられない。

善意があって誠意がない。これが家庭連合の文脈における紀藤正樹弁護士。

一方、誠意どころか善意もないのが、いじりブロガーである鈴木エイト氏だろうか。未だに家庭連合信者を「ダニ」「ゴキブリ以下」呼ばわりしていますし、、

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山岡鉄舟と三遊亭圓朝

2024年11月04日 | 落語
落語のスーパースターというか近代落語の開祖と崇められる明治の三遊亭圓朝は、私が好きな名作「文七元結」の作者。

圓朝は、禅を極めた山岡鉄舟と親交を持ち、鉄舟から「舌で喋るな、心で喋れ」と言われた。

それで圓朝は禅の修行をして無舌居士を名乗るようになり、書の大家でもあった鉄舟に墓碑「三遊亭円朝無舌居士」を書いてもらった。

鉄舟が1888年に没する前日、「俺はもう死ぬ、なんぞ面白い噺でもしてくれ」と言われて、呼ばれた圓朝は一席を講じた。翌日に鉄舟は結跏趺坐・右手に扇子という格好のまま、皇居を拝んで入寂。

圓朝はその12年後の1900年に没。鉄舟筆の「三遊亭円朝無舌居士」の達筆の墓碑が、鉄舟が開いた谷中の全生庵の、鉄舟の隣に佇んでいる。

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嗤われる覚悟

2024年11月04日 | 人間心理・心理学
嫌われる勇気ってのがある。

 
2013年に出版され、ベストセラーになってから11年。累計20万部。

すばらしいヒットですが、これで「嫌われる勇気」がどれほど広がっただろうか。

同書では「勇気の出し方」を具体的には書いていなかったはず。
そこで、勇気について考え直してみる。

嫌われる勇気は、「嗤われる覚悟」と等しい。
笑われる覚悟ではない。「嗤われる」覚悟。
嘲り蔑まれる覚悟。軽蔑される覚悟。バカにされる覚悟。

現世の栄達を諦める覚悟。不幸になる覚悟。
ヨコ(現世軸)ではなくタテ(歴史軸)で考える。

勇気ってのは、嗤われる覚悟から生まれる。

執行草舟さんがよく「不幸を厭わない」「不幸になる覚悟」が(勇気の涵養のために)大事とおっしゃる。

それはブレイクダウンすると、「嗤われる覚悟」から来る。

世の人は我を何とも言わば言え
 我がなすことは我のみぞ知る

坂本龍馬

世の人は善し悪しごとと云わば云え 
 賎(しづ)が誠は神ぞ知るらん

吉田松陰

 ※ 龍馬の方が2年早いらしい こちら

 

 

 
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自ら進んでする人間は美しく、させられる人間は不様である

2024年11月04日 | 人間心理・心理学
自ら進んで何かをする人間は美しく、
させられる人間は不様となる。

執行草舟

『生くる』100頁。

 
いい例が、我慢。

やらされるのは、我慢。
自ら進んでやるのは、痩せ我慢。

痩せ我慢は論語や武士道の本質である。

 
また、世に被害者は多い。

被害者は、基本的に、何かを「させられた」惨めで、言いようによっては、不様。カッコ悪い。

特に、実名を出さずに匿名で「被害者」を名乗る者は、先天的な障害とかでやむを得ない場合を除き、何かを「させられた」被害者。不様である。

匿名人による「被害」の申立てに虚偽が多く含まれることは、ジャニーズ被害とかでも問題になっている。

一方、実名を出して被害者として活動する者は、その被害者活動することを「自ら選んで」いる。雄々しく、美しい。

____________

自ら進んでやる者が美しく、
させられる者が不様。

この執行草舟の区別を敷衍すると、かつて喜んで献金したのに、安倍元首相暗殺後、家庭連合に対する風当たりが悪くなった「バブル」に便乗して、10年とか20年前にした献金の返還を求めるのは、、、、

自ら進んで行った献金を、献金「させられた」のだと虚偽の申立てをする、、、

自ら進んでやったのに、それを「させられた」と言いくるめる。
これは卑怯と言わずして何と言おう。

こんな例があった。

退職する弁護士が、引き継ぎをしている。
100点と言えない処理をしていたことが発覚。

その経緯を聞き取っていたら、「中山先生にそうしろと言われたから」と。
私にはその明確な記憶はなかったのですが、その「上に言われたからそのまま言う通りにしました」的な言い訳に、違和感を感じた。

  • 自ら進んでやる者は、美しい。
  • させられる者は、不様。
  • 自らやったのに「させられた」と言いくるめる者は、卑怯。

こんな言い方ができそうだ。


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ガーナの街並み

2024年11月04日 | 旅行記
ガーナの街並みの写真をいくつか。

冒頭写真は首都アクラの空港。






























































3日間ガーナにいましたが、いわゆる老人にはほとんど1人も会いませんでした。

栄養・医療事情の違いと思います。

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不幸を厭わない

2024年11月04日 | 人生
執行草舟のメッセージの中で、中核を成すのは

不幸を厭うな

というもの。

現世で幸せになろうと思うな。
死後に精神を残せ。未完で終われ。
俗物の横野郎になるな。

歴史を学び、精神を高めて文化・文明の発展に寄与する縦人間になれ。
そのためにも、不幸を厭うな。不幸を厭うこと自体、水平人間の横野郎だ。

不幸を厭う横野郎になるな。
現世で幸せになろうなんていうケツの穴の小さい野郎になるな。

ーーーーーー

強く共感します!




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ガーナで客死した野口英世

2024年11月04日 | 旅行記
野口英世は、黄熱病の研究をすべく、ガーナに赴き、ガーナでその黄熱病にかかり、客死した。

野口の時代には「ウィルス」自体は発見されていなかった。顕微鏡の精度が低く、人類がいくら頑張っても、細菌を発見できるにとどまり、ウィルスを捕捉することはできなかった。

だから、野口の業績は、現在には、ほとんど残っていない。ノーベル賞候補に3度もなったが、結果論で言えば、戦略が間違っていた。ドン・キホーテだった。

いくら努力しても、徹夜しても、「顕微鏡でウィルスを発見する」ことは、物理的・科学的に、不可能だった。戦略不足は戦術で補えない好例。

しかし。

それでも野口英世はお札になった。

では、野口英世は、何を遺したのか?

端的には、「チャレンジングスピリット」ではないか。

野口の「ヒューマンダイナモ(人間発電機)」と呼ばれた常軌を逸する勤勉さも、要するに彼のチャレンジングスピリットがなせる技。



我々が、野口英世から受け取るのは、ダイナモと呼ばれるほどの行動力と忍耐力を発揮し、人類救済のために、死の危険を犯してガーナまで飛び、実際にガーナで客死した、そのチャレンジングスピリット。



ガーナの首都アクラで、ノグチの名前を冠する施設を訪問し、あらためて野口英世のチャレンジングスピリットを感じてきました。

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