川塵録

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一粒の麦  ー犠牲的精神の極致

2024年12月08日 | 言葉
最近、好きになってきた、聖書の聖句。

一粒の麦もし地に落ちて死なずば、ただ一つにてあらん。
死なば多くの実を結ぶべし。

ヨハネ12:24

「一粒の麦」という言葉としてとても有名。
でも最近、腹落ちするようになってきた。

執行草舟の一連の著作の影響で。

執行草舟は、こう言っている。

  • 生きているうちは常に「未完」。
  • 死ぬまで崇高に憧れよ。
  • 成功とか幸せとか目指す俗物に成り下がるな。
とても共感する。

私が、「誰よりも多く、誰よりもたくさん人を幸せにする」ために、今生きている80億人ではなく、私の死後の数100億人を念頭に生きているのと、合致する価値観。

その、私とか執行草舟さんの考えを端的に現したのが、「一粒の麦」。

私の考えていることなんか、2000年前にイエスが言っていた。

ーーーーーー

今日読んだ『お々 ポポイ!』という執行草舟さんの自伝で、以下を知った。

執行草舟も、立教小学校に入って、有賀千代吉校長に、「卒業するまでに一つだけ、イエス様の言葉を覚えなさい」と言われて、覚えたのが、この言葉。一粒の麦。




おお。

執行草舟が、小6まで、岩波文庫全巻を読破したりして、かなり知的にませた小学校生活を終えて、最終的に選んだのが、この「一粒の麦」。

なんだか執行草舟さんと私とのご縁を感じる。

この本では、この「一粒の麦」が、「犠牲的精神の極致を表す」と紹介されている。

私も、「犠牲的精神の極致」を表現できる人生を歩みたい。
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1 コメント

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Unknown (イリーニ)
2024-12-08 20:12:06
一粒の麦の聖句は私も大好きです。「自分の命を愛する者はそれを失い、この世で自分の命を憎む者は、それを保って永遠の命に至るであろう」との聖句、一麦(いちばく)精神は私も生きる目標とするものです。
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