後藤徹さんの愛読マンガ 『おれは直角』 が素晴らしい。
12年半の拉致監禁に耐え忍んだ後藤徹さん。
その12年半の拉致監禁被害を支えたのは、もちろん信仰の力なんですが、他に、やはり後藤さんの資質というか、信仰以外の人間性も影響している。
それが、子供の頃から愛読されていた、『おれは直角』という小山ゆうのマンガ。
その名も「直角」という少年剣士が主人公。
文字通り、直角の、曲がったことが大嫌いな、侍を目指す少年の、ピュアな、奮闘物語。
全14巻とやや長いのですが、先日の対鈴木エイト勝訴祝賀会で、この本を話題にしたら、後藤さんが「最後がいい」と。
このマンガの、最後の大団円に至るところが感動的だ、と仰っていた。
私が敬愛するクライアントの後藤さんがそこまでおっしゃるなら、、と思って、アメリカに行く飛行機内などの時間を使って、読破。
やっぱり最後が感動的。
人間の美しさを思う。
武士道の美学。
他責しない、自責する、潔さ。
甘えちゃいけない。
人のせいにしない。
『おれは直角』の、直角に憧れ、曲がったことを嫌った後藤さん。
12年半の、先が見えぬ、監禁生活、、、
戦略的に、偽装脱会とかも、できなかったわけではなかろう。
でも「偽装する」という曲がったことが嫌いだった。
だから12年半もかかった、という点はあろう。
偽装脱会するしないが、良い悪いではない。
直角のように、曲がったことをしない、後藤さんならではの、12年半。
改めて後藤徹さんに敬意を表します。
生ける武士。
生けるサムライ。
それが後藤徹さんです。