選挙の効果

総選挙の意味

あきらめない   バリケイト伊東

2018-08-04 12:25:43 | 社会
   今市少女殺人事件で犯人扱いされてる勝又さんが、東京高裁でも無期懲役の判決を受けた。証拠はなし、自白だけが判決の根拠とは雑な裁判だ。一審の自白したところの映像や録音は違法と認めた。そうなら、証拠不十分で無実ではないのか。母親への犯行を認める手紙を有力な証拠として採用したのは、おかしい。書いたというより、書かされたのだ。刑事の悪意の誘導によって書かされたのだ。この事件は最初からでっち上げなのだ。捜査線上にはさまざまな人間があがってくる。刑事達は勝又なら落とせると考えたのだろう。おとなしくて抵抗しないと見たのだろう。おどし、悪意な誘導によって自白させられたのだ。冤罪の構図なのだ。最高裁に上告したから、最高裁でも争う。もしかしたら、裁判中に真犯人が捕まるかもしれない。絶望的状況だが、あきらめない事だ。今、弁護側に出来る事は、捜査資料をもう一度検証する事だ。何か見落としてる事があるかもしれない。供述調書なんて最初から刑事の作文なのだから、誘拐現場から死体が発見された場所まで、現場で検証する事だ。捜査にいき詰まったら、現場に戻るのが、捜査の法則だ。供述と矛盾する事がないか調べる事だ。良く調べれば、矛盾点がかなり出てくるかもしれない。法医学者の上野氏によると、死体は語るのだ。女児の死体の検証結果を良く再検証する事だ。何か発見があるかもしれない。次に、捜査を担当した刑事達の経歴を調べる事だ。過去に捜査を担当した事件を調べる事だ。日本でも、外国でも暴力的取り調べで冤罪を連発したような警察官がいた。捜査のやり方に問題がないか調べる事だ。どんなにか絶望的な状況でも、策はある。あきらめてはいけない。突破口を見出す事だ。最後には正義は勝つ。信じる事だ。世の中、夏休みで海外旅行だとか、デズニーランドに行くだとか多くの日本人はウキウキ気分だが、少女殺しの汚名を着せられて悶々と苦しんでる人間がいることを忘れてはいけない。明日はわが身なのだ。あなたが、あなたの家族が、友人が冤罪の不条理を味わうかもしれないのだ。その時、あなたは絶望的な気持ちになるだろう。冤罪は国家権力による犯罪なのだ。警察、検察、裁判所の国の機関が冤罪を作りあげるのだから、国家権力による犯罪なのだ。日本では冤罪を犯罪と、とらえる認識がない。だからこそ、冤罪防止法を作るべきなのだ。そうすれば、冤罪を犯した警察官、検察官、裁判官を裁けるのだ。日本は法事国家なのだから、法の基で裁ける。冤罪は世の中から一掃しなければならない。