選挙の効果

総選挙の意味

終戦記念日  バリケイト伊東

2018-08-15 08:48:31 | 政治
  今日は終戦記念日だ。私は8月15日には、おごそかな気持ちになる。飲んで、食ってバカ騒ぎする気にはなれない。一日中、葬式気分だ。その日、日本は死んだのだ。日本を支配していた軍国主義の悪夢から解放され、民主主義の国に再出発したのだ。平和のありがたみを噛みしめるのだ。日本は1945年8月15日に完全降伏した。アメリカとの戦争に負けたのだ。最近では、その事実さえ忘れ去られようとしている。今、日本の子供に今日は何の日かと聞いても、終戦記念日と即座に答えられる子供は少ない。伝えていかねばならないのだ。あまりにも平和すぎて多くの日本人は、平和のありがたさがわからなくなってるようだ。第二次戦争大戦中にどれだけ多くの人間が死んでいったのだ。みんな生きたかったのだ。将来の夢や希望を打ち砕かれて死んでいったのだ。お国のために、天皇のために命を捧げよと命令され死んでいったのだ。まさにファシズム、超国家主義なのだ。民主主義とは対極のイデオロギーなのだ。国家あっての人間、天皇あっての人間だから、国家への忠誠と帰属を徹底的に強要されるのだ。民主主義とは、人間あっての国家なのだ。権力者の暴走を監視するのが民主主義なのだ。権力者が国民を奴隷のように管理し、権力者の利権だけが守られる政治システムはおかしい。今、また日本にファシズムの悪夢が再来しようとしている。安部の仲間の日本会議の連中は、日本を戦前に戻そうとしている。戦後生まれの多くの国民は、戦争の悲惨さを知らない。映画やドラマでしか戦争をしらない。知らないから戦争を賛美するような事を言い、事実をねじまげて伝えようとするのだ。最近の日本、すごい国、強い国のゆがんだナショナリズムは、国民に虚構の誇りと自信を与えてる。日本すごい国の実態は国が腐り始めてる。安部は、民主主義を壊すような法案ばかり作ってる。安部の歴史観、人間観は戦前そのものだ。日本にファシズムを復活させようとしている。歴史は繰り返すのだ。日本もまた戦争を始めるかもしれない。終戦記念日が開戦記念日にならないように祈るだけだ。平和に感謝。爆撃されない事に感謝。路上に手足バラバラの焼けた人間の死体を見れない事に感謝。満足に食事ができる事に感謝。家の中で寝れる事に感謝。