東京はいい天気だ。昨日の大雨がうそのように晴れてる。渇水が続いてた日本列島に恵の雨になったようだ。日本人の心は慢性的に渇水だ。自然は、程よい水を大地に供給してくれたが、日本人の心は慢性的に満たされてない。年がら年中渇水だ。もやもやしてる。不安も強い。何かを求めても何も得られないのだ。依存したいのだが、依存したい対象が見つからないのだ。酒だ、薬物だの悪性の依存にしか対象を見つけられないのだ。作られた虚構世界に踊らされてる。歩いてるのではない、歩かされてるのだ。食べてるのではない、食わされてるのだ。日本ほど虚構の網の目が張り巡らされた国はない。日本のすべてが虚構だ。政治、文化、経済、特に政治は虚構そのもだ。安部という虚構の政治家が虚構の政治を行ってる。天皇の退位、新天皇の即位についての政府主導の演出など、まさに虚構の演出だ。内外に日本は天皇を中心に動いてる印象を与えてる。安部が目指す世界観とは、戦前のファシズム体制だ。民主主義とは、対極にある。こんな虚構の演出に多くの国民は、疑問を持たないようだ。安部を神のようにあがめ、まつりたてる日本人すらいる。慢性的にもやもやした日本人にとって、安部が頼りになる灯台に見えるのかもしれない。その明かりは虚構の明かりだ。その明かりを信じてついて行ったら、死んでしまう。安部は日本人を、日本を幸福にしない。だまされてはいけない。