小池知事が東京アラートを出した。昨日の３４人の新規感染者を受けての措置だ。アラートの意味は警告だ。コロナの感染力の強さを甘くみてはいけない。都民は、自粛解除でかなり気持ちがゆるんでるようだ。小池知事も歓楽街での若者の感染者が増えてるのに懸念を示した。人は自由でいたい。欲望を謳歌したいのだ。遊びたい、飲みたい、食べたい、旅したい、諸々の欲望が資本主義のエネルギー源だ。歓楽街に人が集まってくるのは、必然だ。歌舞伎町をロックアウトするわけにはいかない。長く続く自粛生活は、経済をしぼめてしまう。感染防止と経済活動の活性化は矛盾している。今日の新規感染者より２週間後感染者に注目だ。今、自由に動き回ってるつけが２週間後に出る。２００人越えなんていう数字が出るかもしれない。そして、また全業種に自粛要請なのか。自粛と解除を繰り返す事で社会が疲弊し、崩壊してゆく。コロナの生活破壊力は、すざましい。国を破壊してしまう。日本だけでなく、世界が生活破壊に直面している。どうやってこの危機を脱出するのか。簡単に答えは出ない。ひとりひとりが人に感染させないようにしなければいけない。マスクをする、手を洗う、うがいをする、密集現場にはいかない、症状が出たら、すぐに検査を受ける、基本的な事を守る事だ。それしか今のところコロナを防げない。ワクチンはないし、集団免疫も全然低い。早く収束してくれるように祈るしかない。