NHKの番組、「これで分かった世界のいま」が批判を浴びている。政治、社会問題に無関心の人々が多い日本で、多くの批判がNHKに寄せられてる事に安心する。この番組は、日曜日の夜に放送される番組だ。私も良く見ている。アニメ動画に描かれてる黒人がもん切り方の描き方だ。難しい政治問題、社会問題を視聴者にわかりやすく説明するために演出がちゃらい。アメリカでの深刻な人種差別問題を民法のバラエティー番組みたいな描き方をするのは、以前からおかしいと感じていた。タレントがちゃらちゃら騒ぐような演出はやめるべきだ。日本では、政治、社会問題もバラエティー化してしまう。経済格差があるから黒人が怒るのだみたいなとらえ方は表面的だ。なぜ、格差があるのだ。そこには白人による差別、排除があるからだ。本質をとらえないで現象しかとらえてない。アメリカだけでなく、世界中で黒人に対しての差別が存在している。長年の人種差別は簡単には解決しないのだ。NHKも批判の多さに対して謝罪した。今後、アニメを使ったちゃらい演出はやめたほうがいい。世の中には様々な不条理に苦しんでる人が多くいるのだ。そのような人々に寄り添い、救済するのが本道だ。おもしろくおかしく話題性だけを追及する手法はやめるべきだ。