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同性婚訴訟 バリケイト伊東

2021-03-18 10:05:09 | 政治

 コロナで方向性もなく、もたついてる日本で画期的な司法判断が札幌地裁でなされた。真っ暗な闇に光が射した。同性愛者3組が同性婚を認めない国を相手に訴訟を起こした。女性裁判官は、法の元での平等を保障している憲法14条に違反しているとして、原告側の訴えを認めた判断を下した。憲法判断まで踏み込んだ判決は画期的だ。賠償は認められなかった。国とは今の政府だ。自民党政治家達によって構成されてる。自民党は、保守も保守だ。夫婦別姓も認めない、自民党に属していた元総理の森会長も女性蔑視発言で辞任、杉田水脈議員はLGBTは生産性がない発言等、時代遅れの価値観で国政を担ってる。先進7か国で同性婚を認めていないのは日本だけだ。時代はどんどん変化している。戦前の価値観で強引に政治を行うのは、無理がある。時代にあった法整備が求められてる。世論もLGBTや同性愛、同性婚にかなり寛容になってる。しかし、都会と田舎では温度差がある。東京の渋谷区や新宿区で同性が手をつないで歩いていたり、路上でキスしていても違和感はないが、イノシシがでるような田舎ではかなり奇異の目で見られるだろう。いなかはまだまだ保守的だ。都会だって同性が結婚する事に違和感を持つ人間は多いのではないか。同性婚を認める判決が出たところで、まだまだ壁は高い。壁を乗り越える、壁をぶち壊す努力、闘争を当事者はしなければいけない。国がなんとかしてくれるでは、何も改善しない。政治闘争をしなければいけない。組織を作ってデモをしたり、国会議員に同性婚にどう思ってるのかアンケート調査をするのもいい。時代に合わないガチガチの両性婚主義者には投票しない事だ。この司法判断は、全国の同性愛者が待ち望んでいた判決だ。日本政府は判決を無視しないで同性愛者の人権、生活、人生に配慮した法を整備すべきだ。相続問題や税の優遇措置などやる事はいっぱいある。両性婚の人々なら得られる権利を同性愛者も得られるようにすべきだ。世論も、もっと応援しなければいけない。最近、差別問題で日本世論は敏感に反応している。いい傾向だ。LGBTや同性愛者を差別するのはやめよう。同じ人間なのだ。平等だ。愛があれば、異質な存在を認められるだろう。