日本テレビの朝のワイドショウでアイヌ民族を差別したような発言があった。お笑い芸人が発した言葉がかなり問題だ。アイヌは犬と同じと、とられるような言い回しだ。言った本人は軽いのりなのだが、聞いた多くの人々は随分とアイヌをバカにしている、差別していると感じたのだろう。テレビという公共性を帯びたメディアでの発言はしゃれでは済まない。言ったお笑い芸人はどこの出身なのか。北海道ならかなり確信犯だ。北海道におけるアイヌへの差別はひどいものがある。一言で言えば人間扱いされて来なかった。土人法なんて最近まであったのだ。多くの日本人が敏感に反応した事に驚きだ。意外と健全な感覚を持ってる。しかし、ネットには膨大な差別があふれてる。代表的なのが在日に対してのヘイトスピーチだ。朝鮮人は人間ではないのか。人間として扱え！差別発言した芸人は謝罪した。日本テレビも謝罪した。人は誰でも間違いを犯す。許してやろう。ぐたぐたとお笑い芸人や日本テレビを血祭りにするのは、やめよう。人間社会から差別はなくならない。差別された者は傷つく。人格を否定されたように感じるのだ。差別、明日は我が身なのだ。状況が変われば被害者にもなるし、加害者にもなる。お互いに言葉、態度に気をつけよう。