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リーマン再来か バリケイト伊東

2023-03-14 11:17:39 | 政治

 今日の日経平均が一時700円を越えて値下がりした。かなり世界的に信用不安が広がっている。原因は、アメリカのシリコンバレー銀行の経営破綻だ。配下のシグネチャー銀行も破綻した。アメリカ政府とFRBは、全預金者に預金を全額保証すると、表明したがタイミングが遅い。日本の銀行株も大幅に値を下げている。このところ、銀行株は値を上げていたが、急落している。また、リーマンショックの再来か。日本政府の松野さんは、そんなに心配いりませんと、いつものようにのんきな対応だ。投資家にとって、不安がつのるだろう。企業や銀行がばたばたと倒産するような事態になると、世界的な金融恐慌になりかねない。私は、株なんてやってないから関係ない話だとは言えない。経済の悪化で賃金の上昇が鈍ったり、失業者が増えたりしたら影響するだろう。お金は回っているのだ。回りながら社会を潤している。お金は水みたいなもんだ。水なしに人間の生活は成り立たない、お金なしの生活も人間界では成り立たない。金融は、信用によって成り立たっている。銀行の経営が健全に成りたっているなら、お金を預けるだろう。しかし、預金者が、倒産するかもしれないと感じたら全額引き出す。当然、銀行はつぶれる。銀行がつぶれると、特に大銀行がつぶれると、影響が大きくなる。バブル崩壊の時、多くの大銀行、証券会社がつぶれた。今回も大きな金融危機になるかもしれない。日本政府は、大銀行がつぶれそうなった時は、支援するだろう。大丈夫だ。しかし、小さい銀行は倒産するかもしれない。なるようにしかならない。日本人は、全然、危機感を感じてない。朝からバラエティー番組と食い物番組、WBC野球で盛り上がっている。国会もガーシーだ、高市問題でもめている。迫る金融危機に対しての審議はない。日本人は、まだパニックにならないのがいいが、アメリカで株が大暴落するような事態になると、日本人もあわてるだろう。4月危機が再来するかもしれない。人間が作り出した金融システムは、不完全なものだ。絶対に壊れない保障はない。どうなるのか。