東京は天気はいい。しかし、日本の空気は腐ってる。日本を包む虚構の生ぬるい空気は、日本を支配している。今日も朝から食い物と芸能人、美容、動物、殺人事件だ。17号の台風被害も報告されてる。いつものメニューだ。政治的、社会的話題はなしだ。日本は、政治活性がゼロに近い国になってしまった。台風被害は政治的課題であろう。被害者の救済には、多額の費用と人員がいる。政府は積極的に策を考え、予算を組むべきだ。ケチケチするな。ボランティアだけで救済はできない。国に頼るな、自分でなんとかしろの自己責任論では、被害者を救済できない。安倍の国家主義的発想は、国民を大切にしてるとは思えない。原発被害者の救済だって不十分だ。社会保障も改悪しようとしている。民主主義とは、人間あっての国家だ。国家あっての人間ではない。市民革命など起きた事のない国で、民主主義の精神を実現するのは難しい。国民は権力者をコントロールしなければならないのに、日本では逆に権力者による監視、支配が強まってる。独裁国家になりつつある。日本人は政治的腐敗、虚構に自覚がない。なにしろ、安倍を支持している日本人が多いのだ。支持率50%とは、私からすれば驚きの数字だ。国政選挙になれば自民党が勝つ。安倍が自信を深める。戦前回帰のファシズム政治家が堂々と公道を走ってる。選挙で選ばられたのだから、政権を担うのは当然なのだが、そこに落とし穴がある。日本では選挙は民主主義的に行われてる。過去にはひどい買収や脅しがあったが、今ではまれになった。公正な選挙といいながら、メディアによる権力誘導は著しい。日本の大手メディアは安倍を批判しない。安倍からの圧力を恐れてる。情けないのだ。ペンは武より強しの精神を忘れてしまってる。国民はいつのまにか洗脳されてしまってる。アメリカだって、EU、香港、韓国だって権力者には、国民もメディアも厳しい。忖度やごますりはほとんど起きない。政治を動かすのは、政治家や政党ではない。市民なのだ。その市民が去勢されてるのでは、話にならない。日本人はもっと権力や権威にかみつかなければならない。そうしないと、自由も人権も民主主義も消えてなくなる。
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