狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

先延ばし主義。

2011年12月13日 18時10分22秒 | その他の日記





 本日の倉敷は晴れたり曇ったりしていましたよ。
 いや晴れていたと記してもよいのかな? 冬に入ってからお日様は晴れていてもどんよりしていますね。
 最高気温は十四度。最低気温は四度でありました。
 明日も予報では倉敷は晴れとなっております。


 2011年もあとわずかですね。
 そろそろ大掃除をやらねばなるまい、と思っているのですが、ま、よいではないかと先延ばししている私であります。
 そろそろ年賀状を書かねばなるまい、と思っているのですが、ま、よいではないかと先延ばししている私であります。
 切羽詰まるまでのほほんとする人間のワールドカップが開かれたなら、私は日本代表に選ばれるのではないか? と秘かに期待しているのですが、そのような大会が開かれる気配が無いのが残念です。

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『七回死んだ男』/西澤保彦

2011年12月13日 18時05分13秒 | 小説・本に関する日記






 昨日の夜は、西澤保彦の小説『七回死んだ男』を読んでいました。
 西澤保彦の小説は私は初読みです。




 主人公の少年は幼い頃から同じ日を繰り返し九回繰り返すという不思議な経験を何度もしている。
 いつ「繰り返す日」がやってくるのかは本人には分からない。
 これまでは繰り返す日に大きな事件が起こらなかったので適当に「繰り返す日」を過ごしてきた。
 しかし十六歳のある日。ちょうど「繰り返す日」に祖父が死亡する。殺人事件としか思えない状況。
 少年はリセットされ繰り返されるたびに祖父を救おうと孤軍奮闘するのだが、どんなに頑張っても祖父を救えない……。
 どうすれば祖父を救えるのか?? 
 SF仕立てのミステリです。


 同じ日を何度も繰り返すお話は幾つかあるけど、面白いお話が多いですね。
 このお話も面白いです。
 真相は読めるかもしれませんが、その真相に至るまでがどきどきします。
 主人公が祖父を救おうと状況を変えるたびに周囲の人達の反応が変わりこれまでとは違う一面を見せるようになる。
 繰り返しのドタバタ劇。
 楽しかったです。

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