狐の日記帳

倉敷美観地区内の陶芸店の店員が店内の生け花の写真をUpしたりしなかったりするブログ

馬酔木(アセビ)その2。

2016年02月09日 17時09分29秒 | お花に関する日記




 本日2月9日は、室町幕府最後の将軍足利義昭が官職を辞して准三宮の待遇となった日で、伊能忠敬が日本初の実測地図とされる蝦夷南東海岸と奥州街道の略地図を江戸幕府に上呈した日で、日米修好通商条約批准書交換のため新見正興を正使とした遣米使節団が浦賀を出港した日で、井上準之助前蔵相が失政を問われて血盟団員・小沼正により射殺された日で、ジョセフ・マッカーシー米上院議員が国務省に共産党員が在籍していると演説した日で、民営化されたNTTの株が株式公開された日で、手塚治虫がお亡くなりになった日で、漫画の日です。

 本日の倉敷は雨のち曇りのち晴れでありましたよ。
 最高気温は十度。最低気温は四度でありました。
 明日は予報では倉敷は曇りのち晴れとなっております。





 上の写真に写っているお花は、「馬酔木(アセビ)」です。
 馬酔木のお花に関しては、2014年2月13日の記事もよろしかったらご覧くださいませ。
 2014年の馬酔木のお花の記事です。


 馬酔木のお花の花言葉は、「犠牲」や「献身」や「清純な愛」です。
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『不祥事』/池井戸潤

2016年02月09日 13時15分03秒 | 小説・本に関する日記




 昨日の夜は、池井戸潤の小説『不祥事』を読んでいました。

 相馬健は東京第一銀行本部事務部事務管理グループ調査役。
 かつては優秀な融資係ではあったのだが今は出世コースから外れている。
 彼はそのことに不満を持ったことはあるのだけれども今の役職に満足している。
 そんな彼に部下が付くことになった。
 代々木支店時代の元部下で代々木支店の花形窓口担当者・花咲舞。
 はねっ返りで歯に衣着せぬ言動から「狂咲(くるいざき)」と呼ばれている。

 相馬は狂咲・花咲舞と共にトラブルを抱えた支店を回って業務改善指導をすることになった……。

 銀行を舞台にした8編の短編で構成された小説です。



 今まで分かっていなかったのですが、池井戸潤のキャラクターの作り方やお話の作り方は海堂尊に似ているのですね。
 全く同じではないのですが、似ているように思えます。

 その部分を私は理解していなかったので池井戸潤の小説の楽しみ方を理解できていなかったのかもしれません。
 以前に読んだ池井戸潤の作品に少しだけ感じていた違和感は私が池井戸潤の小説の楽しみ方を知らなかったが故に感じたことだったようです。

 うむ。かなり割り切ってエンターテイメントを目指しているってことなのかぁ。
 エンタメならば楽しむのが一番です。

 そう考えるとすごく楽しめる作品になっていますね。
 痛快なお話となっています。
 そして少し変わっているけれども切れ味鋭いお話の終わらせ方をしています。

 面白かったですよ。
 楽しめました。

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