近頃、今まであまり読んだことのなかった作家さんの小説を出来るだけ読むようにしている。
テリトリーを広げたいって欲求が高まっている。
昨日の夜は、真保裕一の小説『猫背の虎 動乱始末』を読んでいました。
真保裕一の小説は初読みです(多分)。
安政2年10月2日。お江戸の町を巨大地震が襲う。
当番方の同心・太田虎之助は人手不足から臨時の本所深川臨時の市中見回り役に抜擢される。
虎之助は町人達を救う為、混乱したお江戸を駈け廻る……。
お江戸の恋と人情と謎解きと捕り物がごった煮のエンターテイメント時代小説です。
先の震災を受けて書かれたのかもしれない。
エンターテイメントだからこそ訴えることの出来るものがあるような?
面白いです! そして勇気が出るお話です。
真保裕一の他の作品も読んでみることにいたします。