昨日の夜は、岡崎琢磨の小説『珈琲店タレーランの事件簿 また会えたなら、あなたの淹れた珈琲を』を読んでいました。
題、長っ! 私はこの手の題はあまり好きではありません。くどい。
京都の片隅で営業している珈琲店タレーラン。
主人公は偶然入ったこの店で長年求めていた珈琲の味に出会う。
主人公はそのお店の女性バリスタと親しく話をするようになる。
彼女は好奇心旺盛で店に持ち込まれる日常の謎を解いていく聡明な女性。
でも彼女には秘められた過去があった……。
日常の謎を解いていくミステリです。
でもミステリの部分は弱いです。もっと鋭い論理展開が欲しいです。
キャラクターは私は好きです。?と思うところもありましたが。
この作品は、ミステリ枠ではなく他の枠で押していったほうがよかったのではないか? と思う次第でございます。