3月29日 ミモザの撮影の続きで撮影したものです。
この場所から、道を下ると左手に鳴滝公園。右手は鳴滝の3段の滝があります。
サクラは3月29日ですから少し早かったですが、雰囲気は味わえました。
ツバキが植えられていました。大輪のツバキの「正義」と思います。1mぐらいの大きさでした。
サクラの木も年代を感じます。ウメノキゴケも付きこの木は大きくなっていません。
鳴滝の見晴らし台には登れませんでした。昨年も、今年も、登れないようになっていました。
その手前に、中原中也の詩碑があります。
「失恋し、傷心の心を抱え故郷に帰った時に、中原家の子弟が師事していた
泰雲寺の老師品川雷応を訪ねた。雷応は中也を鳴滝に連れて行き、何も言わずに、一緒に厳から流れる滝を眺めた。」
その時に、詠まれた『山羊の歌』に収録された「悲しい朝」。だそうです。
河瀬の音が山に来る 春の光は、石のやうだ 筧の水は、物語る 白髪の嫗にさも肖てる
前回、書きましたように、「4月1日にも耳鼻科に行きましたので、寄ってみました。ミモザもそのままの状態でした。
最も3日後でしたから( ^ω^)・・・
しかし、サクラの方は7・8分咲になっていました。待ち時間が長く4時半を過ぎていましたので
車から降りないまま、帰りました。」と書いています。
行く目的はもう1つありました。みな同じような、真っ白な桜の中に、山桜が混じっているような気がしたのです。
案の定、1本の木に赤茶色の葉が出ていました。見届けられて、安心しました。立派なヤマザクラでした。
鳴滝の第1・第2の滝は駐車所がないとのことでいけません。鳴滝も雨の多い時期は、水量が多く様子が変わると思います。
4月1日は、見学の方も沢山おられました。いつもは静かな場所です。今年は、ゲートボール場も見られなかったようです。
背後に鳴滝を見ながら下っていきました。