今回の阿弥陀寺カメラ散策は3回目の訪問です(11月17日)。カメラ講座は、月1回ですが、来年は
午後のコースに変わろうかと思っていますので、最後の訪問になるかもしれません。
夜が遅い私には9時半からの講座でも大変です。起きる時間ですから。(笑)
過去の阿弥陀寺の紹介です。
阿弥陀寺は重源上人が作った東大寺再建の7別所のひとつで、後白川法皇の安穏を祈願して文治3年(1187年)
に建立されました。
境内のアジサイは、昭和50年頃より植え始め、昭和63年、防府商工会議所青年部や地元有志の協力を得て
「西のアジサイ寺」を目指し、植樹活動を本格的に開始しました。
現在では80種類、約4000株のアジサイが緑豊かな境内に植えられ、6月には華やかな浄土の世界に
誘い入れてくれます。
お宝の紹介
・ 春夏秋冬、四季折々の花に囲まれた阿弥陀寺
・アジサイを守る「アジサイ保存会」の会員
・お宝がいっぱい!国宝他たくさんの重要文化財
阿弥陀寺には鉄宝塔(国宝:鎌倉時代)や重源上人像(重要文化財:鎌倉時代)をはじめとして、たくさんの
お宝があります。平成3年には大英博物館に貸し出したこともあります。
ところが・・・
2009年7月21日発生した中国・九州北部豪雨(山口豪雨)災害で活発な梅雨前線の影響で、21日、局地的な豪雨に
見舞われ、山口県防府市内で21日朝から豪雨となった。防府市では21日午前9時20分までの1時間に、観測史上最大の
70.5ミリの降雨を記録し、土砂崩れや土石流が相次いで発生し、阿弥陀寺も大きな被害を受けました。
数年後「アジサイ祭り」が開催され以後毎年行われています。
今日(2018年)の撮影散策は、災害以来、初めて、の訪れでしたが、まだまだ、災害の爪痕が残り、工事も
行われており、昔を知っているものには、改めて災害の怖さが思い起こされました。
と同時にカメラ撮影で訪れたのも初めてで、両側に高い大木がそびえ、沢になった場所だったことを知りました。
秋に、訪れたのも初めてでしたが、仁王門に大きなモミジがかぶさっているイメージどおり紅葉もなく、
キレイな緑色のままでした。モミジにも種類が色々ありますので、そのまま、散っていくのでしょうか。
2時間の撮影時間でした。今日は、山門の手前までの画像です。200枚以上撮っていながら、拙い写真ばかりです。
次回講座までに、10枚ぐらい選ばないといけませんが、思案中です。
年々、見事な紫陽花が咲いていましたが、昨年もまだまだ、昔の面影が見られない状態でした。
今年は、やっと工事も終わった様子で昔の面影を見せてくれました。昨年、アジサイのお花が咲くころは、
マダマダでしたが、来年はどんな様子を見せてくれるでしょうか?
11月17日 撮影順です 仁王門
本堂 山門 東屋の屋根
カシワバアジサイと蜘蛛の網
山門に上る階段