11月21日、暖かさに誘われ、当地より冷え込みの厳しい、山口市徳地八坂にある大イチョウ(大公孫樹・銀杏)を
撮影してきました。
下調べはしておりましたので、大イチョウのある妙見社の場所までは、スムーズに行きました。
国道489号から右側、2・30メートル奥に第一の鳥居があります。
鳥居の幅が軽自動で通れるぐらいの幅、とネットに出ていましたが、昨年行かれた友達からは普通車で通れたと聞いています。
不安を抱えながらこの辺りかなと進んでいると、前の軽自動車が右に曲がり鳥居をスイスイくぐられました。
これだったら私でも大丈夫と鳥居をくぐり奥に進みました。
友だちからは、鳥居をくぐると広い駐車場があると聞いていましたが、5・6台は止められそうでした。
遠目ではまだ中央が緑色に見えていましたが、運よく陽が当たり、全体が黄金色に覆いつくされていました。
県指定天然記念物の樹齢約700年の大イチョウという事で、700年も経つと、やはり災害などで途中から折れたり
するのでしょうか?途中から、箒状にたくさんの枝を吹き出した樹勢と幹回りの広がりが圧巻でした。
下記はネットからの引用です。
「この大公孫樹のある徳地町八坂、妙見社は佐波川上流、谷間に集落が連なる長閑な里山風景の中、東方山裾に有る鎮守の
古社です。
集落を貫く参道脇に悠然と聳える大公孫樹は妙見社の火災で焼失した際に植樹されたものと伝えられ、樹齢約700年
ばかりだと推定されています。
主幹野頂部は欠損、それを補うかのように主幹中部辺りから箒状にたくさんの枝を吹き出し樹勢は旺盛です。」
「県の天然記念物で、山口県内では最大クラスのイチョウなのだが、2011年7月現在、環境省巨樹データベースから漏れている。
中国自動車道徳地インターから、国道489号を北に向かうと、間もなく右手の山裾に、姿が見えてくる。
近づくと、どっしり力強い、単幹の大イチョウである。雄株。樹勢も良好で、しばし見とれた。
周囲を石造の立派な垣で囲い、その前には、自然石に大きく「天然記念物」と刻んだ碑。畏怖の対象であるとともに、ここに
住む人たちが誇る巨樹なのである。」
奥には妙見社の第2の鳥居、時代を感じさせる狛犬・手水桶などもあり、鳥居にも毛利家の家紋がありました。
妙見社のことについては資料も少ないのでおいおいに気を付けておきます。
普通に走っていると見落としやすい場所です。
石碑と案内版です。石塀に囲まれた後ろが大イチョウです。
主幹が折れたとことから勢いの良い枝が。
陽が大分、傾いています。
幹回りと比べるため、ちょっと失礼しました。へばりついたら、忍者みたい!
さすがに、大きな古木です。
緑色の葉は何の木が育ったのでしょうか?
奥に行き、第2の鳥居から大イチョウ・国道を見る。100mぐらいあると思います。
1番奥に第一の鳥居が見えます。
地区の方がキレイにされています。
狛犬からも時代を感じます。(右の狛犬)
左の狛犬も。
手水桶。
左側が西という事は東南東ぐらいからのからの撮影ですかね。