
2/1(土)、りゅーとぴあで「真柄ふれ愛アール・ブリュット展」へ。
新潟県、富山県、石川県の障害のある方のアート活動を紹介することで、能登半島地震の復興を願うという展示会です。
僕の通っている地域活動支援センターから紹介されて見に行くことができました。
見に行ってみると、「ものと語りオンライン」というリモートの作品紹介会でご一緒した新潟アール・ブリュット・サポート・センターの人達が受付をしていて、初めて会うことができました。
作品は写真撮影OKだったので、紹介していきます。
新潟県

塚田真人さん
能登半島地震に駆けつける朱鷺を力強く鮮やかに描き、想いの強さを感じる。

瓶子建一さん
盆栽のような作品の葉っぱが小さな折り鶴でできていて、祈りの気持ちを感じる。

しゅんすけさん
遊び心たっぷりに細かく描き込まれた、古町から萬代橋、新潟駅前までの風景、優しい街を感じる。

長田匠さん
魚や動物たち、木々や町、宇宙などを、可愛く色鮮やかに描き、楽しい世界を作っているなと感じる。

あつしさん
日頃からシールをくっつけて遊んでいるそうで、それをこうして作品として展示することが興味深い。
富山県

Maoさん
大きな紙に大胆に描かれた動物たちは、とてもユーモラスな存在感がある。

末永征士さん
細かく描き込まれた植物たちが大きなキャンバスに描かれて引き込まれる。

浅野達哉さん
不思議な四角形の模様が描き込まれた魚や動物や人間たちはどこかユーモラスで、自由な世界を感じる。

林樹吹さん
数字に強いこだわりがあり、数字を書きながら生きているということで、作品を見るとこんな風に世界が見えているのかなと思う。

谷内英理菜さん
小さく切った折り紙で人間や動物のキャラクターを大量に作っている。

前田拓海さん
自由に引いた線と色鮮やかに塗った絵具によって、魚や人、船や風景など楽しい世界を描く。

安吉将吾さん
ヘリコプターや軍艦や戦車、そして昆虫などを、まるで精巧な模型のように紙で作り上げる。

島雄介さん
優しい色使いで自由に描かれた風景画、よく見ると細かいところまでこだって描いている。

Yuigaさん
大きなキャンバスに小さくて細かい建物や乗り物、人物などを緻密に描き込み、非常に密度の高い自分だけの街を描き上げる。
石川県

特定非営利活動法人いきいき
施設の皆さんで作った大きくて色鮮やかな魚、地元の駅に飾られたとのこと。

折本達夫さん
自由に描かれた筍やひまわりなどの野菜や草花にまじって、白熊が登場する。

神保宏敏さん
自由に描かれた筍などの野菜や草花たち、特にひまわりはゴッホの絵画のようだ。

三角裕さん
筍や草花などをまるで壁紙の模様のデザインのように色鮮やかに描く。

小川巽さん
地図と乗り物が好きだということで、自由な色に塗られた石川県の地図と、その前に紙で細かく作り込まれた自動車たちが並ぶ

上村空さん
油粘土で色々な町の風景を精巧に再現しているのだが、作ったらすぐに壊してしまうそうで、写真と動画で展示。
いやー、僕もアール・ブリュットの作品を作っている人間なだけに、本当に皆さんの個性が炸裂していて、こんなに自由で力強い作品を作りたいなあと刺激をもらえました。
そして、こうやって皆さんが自由に作品を作って披露することで、新潟、富山、そして石川の人達の気持ちが多くの人達に伝わって、それが復興の後押しに繋がればいいなと思います。