1/20(金)、今年最初のGOLDEN PIGSでした。
ライブに誘ってくれた丸山拓真くんから始まって、しらかなくん、市ノ瀬瑠莉さん、東京からのゲストの雲雀 HIBARIさん、なたちゃんことDar-Tなたでここ、そしてトリはdemitasseP。
ライブハウスのいつもの仲間が大集合のやや遅めのお正月という感じで楽しかったです。
初めて見た雲雀さん、チップチューンにパンクな歌詞というライブがめちゃくちゃカッコ良かったのでCDも買ってしまった。
ワンマンみたいな推しを応援しに行くライブもいいけど、俺はこういう平日にふらっと見に行くライブが好きなんです。
そして、そういう何気なく見に行ったライブで、まったく知らなかったアーティストを初めて見たらめちゃくちゃ良かった!みたいな出会いがあると本当にライブハウスっていいなと思います。
たまたま見に行ったライブで出会った知らない音楽、たまたま点けていたテレビに出ていた知らない芸能人、たまたま読んでいた雑誌に載っていた知らない情報、みたいな、たまたま面白いものに出会う機会って大事なんですよね。
そして、たまたまSNSのTLに流れてくる思いがけないいい投稿と出会う機会も。
ところで、Twitterを僕はPCでもスマホでもTLを「フォロー中」に設定していたのですが、最近アップデートされたようで油断するとTLに「おすすめ」を見せようと余計なことをしてきます。
僕はTwitterに有意義な情報が集まる発信力のあるメディアなんて求めていない、ただ普通に開いた時にその時のTLが見たいだけなのです。
「おすすめ」表示がデフォルトになると、フォロワーやいいねが多い人のツイートほどたくさん見られて、そうじゃない人はますます見られにくくなっていくでしょう。
そしてお金を出してTwitterBlueにした人ほど発信力が増えていく…芸能人も素人も同列につぶやいてるのがTwitterの面白さだと思っていたのですが…
エンタメが、個別の需要に合わせて好きなものだけを楽しむことに特化した文化になっていくと、こういうたまたま面白いものに出会う機会は減っていく。
SNSもそれぞれの需要に合わせて好きそうなものを優先的に表示するようになればその傾向はさらに強くなります。
Twitterが発信力が強い投稿が優先的に表示される世界になれば、誰かが決めた画一的な「面白さ」ばかりが自動的に表示され、それ以外の投稿は見えにくくなっていくのではないかと危惧しています。
だから、現実はもちろんネットでも、自分で行動して色々なものに出会うことが、これからは今以上に大切になるのかなと思います。
Twitter、経営者がイーロン・マスクに変わってから、閲覧数の表示、TwitterBlueの有料プラン、「おすすめ」のデフォルト化などなど、インフルエンサーに有利な発信力のあるメディアとして発展させていこうとしているのを感じます。
でも、僕はみんなが気楽に愚痴や弱音を吐けるような場所であってほしいです。
そもそもTwitter、前からあった「いいね」の数で可視化されてしまう人気の格差みたいなものは、閲覧数の表示でさらに加速しているし、このままではどんどんスクールカーストみたいな世界になってしまうでしょう。
だらこそ、他人と自分を比べずに「自分は自分」という強い自信を持つことが今以上に大切になってくるのかもしれないですね。
1/27(金)には、トークイベント「月刊おはなし図鑑」第49回を開催。
「【お知らせ】トークイベント「月刊おはなし図鑑」第49回 ゲスト:渡部貴将さん パワハラ・セクハラ男はこれを観ろ! 女性差別反対映画![1/27(金) 20:00、ぺがさす荘]」
本番までのカウントダウン!
本番7日前、1/20(金)、Live Hall GOLDEN PIGSから。
俺も文才を備えたいもんだ、とふと思いましたね~。