君と出会った奇跡がこの胸にあふれてる。

昨日、演劇の稽古で松本に行きました。
久し振りに出演者が全員揃い、本格的に稽古が出来て良かったです。

演劇の稽古をしていた建物の中で、別の団体で演劇をやっている友人も稽古をしに来ていました。
せっかくなので稽古の後に（お酒じゃなくてコーヒーを）一杯やりながら、色々話していました。
話の内容は主にサークルの後輩たちの笑いのセンスについて、そして同期の友人のダメ出しでした。

帰り際に西友の前で立ち話をしていると、遠くから近付いて来る二人の男性の姿が目に入りました。
最初は遠かったのでよく見えませんでしたが、そのうちの一人が知っている友人に見えました。
徐々に近付いて来る二人の姿・・・あれは、あれはやっぱり！

と俺が彼に気付いた瞬間、彼も俺に気付きました。

彼「なんでお前がここにいるんだ！」

彼のこの発言に、俺も、一緒に話していた友人も笑い出しました。
彼は二人共通の友人です。

俺「演劇の練習で来てるんだよ。そっちこそ何してるの？」
彼「明日食べるコーンフレークの牛乳を買いに来たんだよ！」

しかし彼はいい声だ。そしていい男だ。


友人と二人で西友に消えていく彼の後姿を、僕はいつまでも眺めていました。