羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

超常ファイル ビッグフット 1

2014-12-24 20:03:04 | 日記
アメリカ、ロッキー山脈を中心に目撃が集中する『ビッグフット』。MC栗山千明が謎を提示する『闇の千明』と検証を行う『光の千明』に扮してその真相に迫る!
「イエティ、野人、ヨーウィ!」謎の空間で世界の同系モンスターを列挙して煽りまくる『闇の千明』。この人はこういう役回り、結構乗り気でやり切るところが仕事が絶えない理由だろね。ビッグフットは体長2~3mの獣人だという。映像も紹介される。川原をトボトボ歩いてチラッと振り返るビッグフット!
「映像があっても、知っている動物が写り込んだだけであったり、着ぐるみを着たイタズラということもあります」場面が換わり、謎の明るい空間でシレッと言ってのける和服の『光の千明』。どっちやねん!
数々の検証映像が紹介され、最後に冒頭の『川原トボトボ歩き』の現場に急行するNHKスタッフ! 現場の森は現地で『ブラフクリーク』と呼ばれていた! アメリカクロクマが生息する森は思いの外深部。インチキを撮影するには手の込んだ場所だ。そして、現場でビッグフットの真似をするガイド。クリソツだ! お前だろ?! あれ、お前だろ?!
更にハリウッドで特撮技術者にインタビューを敢行するスタッフ。「この映像がビッグフットかどうかはわからない。だが、60年代の技術を超えた着ぐるみで、一部現在でも実体造形では困難だ」といったようなことをあれこれ答えた。
再び明るいスタジオに戻り、『光の千明』が後編は生物学の観点から検証すると予告! その後で『闇の千明』からも一言あるかと思ったら特に無く終了!! どういう構成じゃ?!
    2に続く

超常ファイル ビッグフット 2

2014-12-24 20:02:39 | 日記
後編! ビッグフットの石膏足形を紹介する『光の千明』。かなり大きな足形だ。栗山の足と比較していたが栗山の足3個分はある。
検証VTRが明らかなインチキを含めいくつか紹介され、その流れでビッグフットの由来が語られ始める。西部開拓時代、ロッキー山脈まで来た開拓者達は先住民から森の獣人『サスカッチ』の話を聞いた。その伝説は開拓者達の間に広まり、やがて足跡が発見されるようになり、更に足跡をスタンプで捏造する輩も続出し始める。
しかし、この足跡を生物学的に検証する米国人学者が現れた。曰く、スタンプと生物の足跡に明確な違いがあり、足跡群からスタンプを廃し、その中から既存の生物の足跡を廃すると奇妙な『中折れ現象』を起こした足跡が散見される。中折れは類人猿に見られる現象だが、足跡の足の指の形は樹上生活には適していない、という。
ここで一つの仮説としてオラウータンの先祖ギガントピテクスと原初人類パラントロプスである可能性が示されるが、めっちゃ人骨集めてる京都大学の人類学教授により、どちらも種の発生地から離れており、渡った形跡も無いとして即座に否定される。これは米教授が立てた仮説ではなかったが、編集で何となく米教授の仮説が否定された風になっていた。件の米教授は樹上ではなく高傾斜に適応した新種かも知れない、とも語った。
心理学者は現代の米国人の自然回帰志向の現れではと分析。先住民は「姿は見えないけどいつでも側にいるんだよ」と答えた。
エンディングでは『光の千明』が「ビッグフットは人間とは何だろう? と思わせる鏡」といったようなことを言って番組を締めた。上手いこと言ったね。実在するならゴリラみたいなモノで、さほど人に近くもないと思われる。ところで後編は『闇の千明』の出番がさっぱり無いのはどうなってんの?