タケルが次に現れる偉人の魂が織田信長であると仙人に予見されていると、依頼人として黒田が現れた。話によると、社長の羽柴が人が変わったように冷淡になり、それに合わせて会社や関連会社でオフィスの物体が浮く奇妙な現象が続発するようになっていた。タケルは御成とアカリに関連会社の聞き込みを任せ、自分は黒田共に羽柴に会ってみることにした。
羽柴に会う前に、ガラス張りの社長室で羽柴と揉めていた馴染みの取り引き先の毛利社長が憮然とした社長室から様子で出てきた。「何かあったんですか?」黒田が聞くと、羽柴に急に傘下になれと買収を持ち掛けられたという。「失礼なんだよ!」毛利が怒って帰ろうとすると、噂のオフィスの物が浮き上がる現象がおき始め騒然となった。見ればブック眼魔が姿を消して毛利を掴み引き摺っている。周囲の浮遊は能力らしかった。「ほうら、怖いだろう?」ふざけているようなブック眼魔はタケルに手を振って、毛利を引き摺ったままオフィスから出て行った。「待て!」追うタケル。
「ほーれ、ほれほれほれっ」屋上でやはりふざけた風に縁まで毛利を追い詰め、落ちるギリギリでいたぶるブック眼魔。「その人を離せ!」「おー、怖い。わかったよ、『離す』よ」ブック眼魔は縁で手を離し、毛利は屋上から落下し出した。「変身!」オレ魂をドライバーに装填して屋上から飛び降りるタケル。「レッツゴー! 覚悟っ! ゴー、ゴー、ゴー、ゴースト!!」変身し、飛行能力で落ちる毛利を空中で捕まえ、その勢いに抱えたまま地上に両足で着地してしまうタケル。「痛ぁあああーっ!!」足が痺れるタケルは、混乱する毛利を取り敢えずその場に降ろした。
と、ブック眼魔が飛び掛かってきた。足が痺れてモタつくタケル。「俺の遊びの邪魔をするなっ!」「人の命で遊ぶなんて、許さない!!」互いに透明なまま格闘し出す両者。
2に続く
羽柴に会う前に、ガラス張りの社長室で羽柴と揉めていた馴染みの取り引き先の毛利社長が憮然とした社長室から様子で出てきた。「何かあったんですか?」黒田が聞くと、羽柴に急に傘下になれと買収を持ち掛けられたという。「失礼なんだよ!」毛利が怒って帰ろうとすると、噂のオフィスの物が浮き上がる現象がおき始め騒然となった。見ればブック眼魔が姿を消して毛利を掴み引き摺っている。周囲の浮遊は能力らしかった。「ほうら、怖いだろう?」ふざけているようなブック眼魔はタケルに手を振って、毛利を引き摺ったままオフィスから出て行った。「待て!」追うタケル。
「ほーれ、ほれほれほれっ」屋上でやはりふざけた風に縁まで毛利を追い詰め、落ちるギリギリでいたぶるブック眼魔。「その人を離せ!」「おー、怖い。わかったよ、『離す』よ」ブック眼魔は縁で手を離し、毛利は屋上から落下し出した。「変身!」オレ魂をドライバーに装填して屋上から飛び降りるタケル。「レッツゴー! 覚悟っ! ゴー、ゴー、ゴー、ゴースト!!」変身し、飛行能力で落ちる毛利を空中で捕まえ、その勢いに抱えたまま地上に両足で着地してしまうタケル。「痛ぁあああーっ!!」足が痺れるタケルは、混乱する毛利を取り敢えずその場に降ろした。
と、ブック眼魔が飛び掛かってきた。足が痺れてモタつくタケル。「俺の遊びの邪魔をするなっ!」「人の命で遊ぶなんて、許さない!!」互いに透明なまま格闘し出す両者。
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