羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

とと姉ちゃん

2016-05-04 15:33:58 | 日記
 拳を振り上げたものの、とても殴れない宗吉。森田屋一家は土下座して鞠子達に謝るが、常子は富江に悪気はなく、女学校に通いたかったと言い出した。これに当の富江が戸惑う。富江は鞠子の制服が可愛くて一度着てみたかっただけと、改めて答えた。「とと姉のよくないところが出たね」と鞠子達に呆れられたが、常子はこの機会に富江に一日休みがあげてほしいと提案し、鞠子も富江の代わりにその日働くと協力を申し出た。
 日曜になり、鞠子の制服を着た富江は常子と共に浅草に出掛けたが、宗吉は落ち着かず、照代やまつも心配で落ち着かず、些細な間違いをしたりしていた。浅草で常子と富江は大道芸等を楽しんでいたが、森田一家はすっかり気疲れ、本当は富江は女学校に通いたいのかもしれない等と話す照代達に宗吉も考え込んでいた。
 喫茶店の前に来た富江は常子相手に店の接客や価格設定に手厳しい批評を始め、これに気付いた店員で出てくると、二人は慌てて逃げ出した。上手く逃げ切り、常子は次はどこに遊びに行こう等と話したが富江は『商い』の事が頭から離れない様子だった。
 富江が心配過ぎて仕事が手につかない宗吉に鞠子が「私を富江さんだと思って」と話していると、富江が突然帰ってきた。糠床が心配で「私は根っからの森田屋の娘」と笑っていう富江に宗吉は感激しつつも鞠子の制服が汚れるから着替えてこい、と乱暴に言ってみせていた。騒動の落着に滝子に問うた『職業』について考える常子でもあった。
 夜、君子は常子に滝子が元気か聞いてくると、滝子も君子が元気か聞いてきた事を思い出し、常子は似ている二人の仲直りを促した。君子は「似てるから上手くいかない」と、複雑な顔で壊れてしまった自分のミシンを見詰めていた。
・・・富江の帰属意識が思ったより強固だった。

重版出版!

2016-05-04 15:33:50 | 日記
 新人の女子の方がヤバい。絵師何だろうけど、漫画家になるには段階を踏まなきゃならないところを思い余って安井に絡め取られてしまった。男子の方は天才タイプだが、一般化できないといかんともし難く作画の壁も越えなきゃならなかった。作画に関してはストイックに積み上げてクリアし、後は一般化か、でも行けそう。あの引きで終わってやっぱダメってないはず。メロンヌのファンサービスがあんな感じだったり、新人女子の大学漫画サークルの様子がやたら楽しそうだったり、のらくろ爺さんがプチブレイクしたり、居酒屋のやり取りが『今週の五百旗頭さん』的になってきてたりと、周りでちょこちょこ面白い件がありつつの回でもあった。安井と新人女子の展開は厳しい事になりそうだが、安井がああいった対応する事になった経緯も描かれそう。ああいう仕事をする人も必要っていうのもあるんだろうけど。