「ととの手紙です」常子は滝子から預かった竹蔵からの手紙を君子に差し出した。『小橋家通信としてこちらの様子をお送りします』竹蔵の手紙はそうして始まり、浜松での家族の日々の暮らしが綴られていた。「ととの字、久し振りに見た」傍で見ていた鞠子は懐かしみ、常子が手紙の経緯を君子に教えると、常子達と自分への愛情のこもった手紙に君子は涙を溢した。
「ととの手紙を読んで、お婆様は私達の暮らしを認めるように考えを変えていったそうなんです。15年かけて」常子はそう語り「君子が正しかったんだねぇ、間違っていたのは私だよ」と滝子は健やかに育った常子を見て思ったと言っていたと伝えた。滝子はもう一度話し合う為におみくじ引いた寺にすぐに君子に来てほしいと願っていた。子供の頃「また大凶だった」と寺のくじを引いた時の事を思い出す君子。「お前に何が起きようが、私が守ってあげるから」滝子はそう言ってくれていた。君子は泣いたまま黙って立ち上がり、寺へと向かい始め、常子と鞠子も続いた。
滝子も隈井を供に寺へと向かっていると途中、橋から美子が川辺で一人で笹舟で遊んでいるのが見えた。「あっ?!」団扇で笹舟を扇いだ拍子に川に落ちる美子。慌てて隈井と共に堀の縁に駆け寄る滝子。通り掛かった常子達も慌てて縁に駆け寄り「美子ぉっ!!」常子は迷わず川に飛び込んだ。着物で自分も飛び込もうとする滝子と君子をそれぞれ隈井と鞠子が押さえ、周囲も騒然となる中、常子は何とか美子を救出した。
毛布に包まれ、君子に抱えられた美子は「家は皆、忙しそうだし、私、どこにもいる所が」と泣いて訴え、これに常子達は謝り、滝子も「また、お菓子をもらいに来ておくれ」と涙ながらに言い、君子との話し合いは一旦置いて、とにかく濡れ鼠の常子と美子を風呂に入らせる事になった。
・・・常子の泳力っ! カピバラみたいになってたぜ。
「ととの手紙を読んで、お婆様は私達の暮らしを認めるように考えを変えていったそうなんです。15年かけて」常子はそう語り「君子が正しかったんだねぇ、間違っていたのは私だよ」と滝子は健やかに育った常子を見て思ったと言っていたと伝えた。滝子はもう一度話し合う為におみくじ引いた寺にすぐに君子に来てほしいと願っていた。子供の頃「また大凶だった」と寺のくじを引いた時の事を思い出す君子。「お前に何が起きようが、私が守ってあげるから」滝子はそう言ってくれていた。君子は泣いたまま黙って立ち上がり、寺へと向かい始め、常子と鞠子も続いた。
滝子も隈井を供に寺へと向かっていると途中、橋から美子が川辺で一人で笹舟で遊んでいるのが見えた。「あっ?!」団扇で笹舟を扇いだ拍子に川に落ちる美子。慌てて隈井と共に堀の縁に駆け寄る滝子。通り掛かった常子達も慌てて縁に駆け寄り「美子ぉっ!!」常子は迷わず川に飛び込んだ。着物で自分も飛び込もうとする滝子と君子をそれぞれ隈井と鞠子が押さえ、周囲も騒然となる中、常子は何とか美子を救出した。
毛布に包まれ、君子に抱えられた美子は「家は皆、忙しそうだし、私、どこにもいる所が」と泣いて訴え、これに常子達は謝り、滝子も「また、お菓子をもらいに来ておくれ」と涙ながらに言い、君子との話し合いは一旦置いて、とにかく濡れ鼠の常子と美子を風呂に入らせる事になった。
・・・常子の泳力っ! カピバラみたいになってたぜ。
熱海のギャグ&KYパートが押さえられ、代わりに赤星と九十九パートが強化。九十九役はコメディは十八番だが『仕事出来ます感』出す件はちょっと珍しい。赤星は案外ギャグ耐性というかイジられ耐性が高かった。熱海もこれくらいの出張り具合なら今時というか『風変わりな若者』の範囲、かも?
家族サービスの件では娘が両親が無理している事を自分が気付いていないと思って気付かせずに泣いていたが、咲坂は夏目の知らない顔で仕事に向かう場面が増え、夏目も自分にアプローチする男に前向きな姿勢を見せている。あの経営者より踊りの師匠の方がキャラは立ってる気もするが。元通りになるって事はなさそうだが、咲坂は夏目に他の男の影をチラつくと対抗するようなところがまだあり、夏目も咲坂の自分の知らない顔にハッとするようなところがあったりする。微妙な間合い。米国のドラマだともうお互い再婚している元夫婦がひょんな事から同じ職場で働く事になる、くらいのスタートラインで始めちゃうんだろうけど、咲坂と夏目は着地点がわからないなぁ。
今回のケースは、モデルの家具屋の事件に『もし、弁護士が親子を和解させようとしたら』『もし、親子に話し合う余地があったら』という要素を加えた話だったが、やっぱり全員で協力して夏目も一肌脱ぐ方が盛り上がる。二つの依頼が絡むというのもいいけど、全く関係無いとちょっと味気無くなる気がする。次回のセクハラ騒動は女子陣VS男子陣。いかにも女の地雷を踏みそうな咲坂だが、事件はともかく話全体が単純にセクハラ男を懲らしめるだけ、とはならないだろうね。
家族サービスの件では娘が両親が無理している事を自分が気付いていないと思って気付かせずに泣いていたが、咲坂は夏目の知らない顔で仕事に向かう場面が増え、夏目も自分にアプローチする男に前向きな姿勢を見せている。あの経営者より踊りの師匠の方がキャラは立ってる気もするが。元通りになるって事はなさそうだが、咲坂は夏目に他の男の影をチラつくと対抗するようなところがまだあり、夏目も咲坂の自分の知らない顔にハッとするようなところがあったりする。微妙な間合い。米国のドラマだともうお互い再婚している元夫婦がひょんな事から同じ職場で働く事になる、くらいのスタートラインで始めちゃうんだろうけど、咲坂と夏目は着地点がわからないなぁ。
今回のケースは、モデルの家具屋の事件に『もし、弁護士が親子を和解させようとしたら』『もし、親子に話し合う余地があったら』という要素を加えた話だったが、やっぱり全員で協力して夏目も一肌脱ぐ方が盛り上がる。二つの依頼が絡むというのもいいけど、全く関係無いとちょっと味気無くなる気がする。次回のセクハラ騒動は女子陣VS男子陣。いかにも女の地雷を踏みそうな咲坂だが、事件はともかく話全体が単純にセクハラ男を懲らしめるだけ、とはならないだろうね。