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羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

とと姉ちゃん

2016-05-11 18:25:26 | 日記
 滝子と対峙をした君子は支援を断り、さらに「外堀を埋めようって魂胆ですか?」と言い出し「もう関わらないで下さいっ!」と一方的に言い放って滝子の前から去って行った。「お前に何が起きようが私が守ってあげるから」追えない滝子は、幼い君子に確かにそう言った事を思い出していた。
 君子は学費の支払いを女学校に待ってもらい、森田屋以外の内職を増やして朝から夜遅くまで働きだした。滝子も「もうここには、来るのはよしな」と遊びに来た美子を遠ざけるようになった。これに「女将さんっ、何だってあんな事をっ!」自分が酔ってバラしてしまった事をまるっと忘れている隈井が抗議したりもしたが、滝子は「ここから先はお節介ってもんだ」と言って取り合わなかった。
 君子を心配した常子と鞠子は手伝いの無い日も森田屋で働き始め、姉達にも遊んでもらえない美子は寂しそうにしていた。鞠子は玉子焼きの味で喧嘩するまつと宗吉を引き合いに「同じ屋根の下に住んでいても上手くいかないんだもの、そりゃあ長い間、離れて暮らしていたかかとお婆様は・・・」と諦め顔を見せた。
「どうしたもんじゃろのぉ」と常子が呟いていると、青柳商店の前で浜松で世話になった杉野と出会し、近くの食堂で話を聞くと、どうも杉野は小橋家周りの事情に『詳し過ぎる』。笑って誤魔化そうとする杉野に「何か隠してます?」と笑顔で追及する常子。「きっと時効だに」観念した杉野は、竹蔵に口止めされていたという事を語り始めた。
・・・滝子が思ったより君子に優しくなかったら、最初の二人のやり取りでビンタが飛んでいたところだろうね。

重版出来!

2016-05-11 18:25:20 | 日記
 社長の生い立ちパートの作り込みとボリュームが凄かった。天皇の料理番とかそっち系のノリ。野木亜紀子はその内、朝ドラ書くだろなぁ。生徒会の書記みたいな作風だが。基準はわからないが、過去作の反響をざっと見るにオリジナルで夢を叶える系ヒロインを主人公にするなら最初の目的より物語の結末がショボいと、もう話の途中の展開自体が嫌われがちのようだから、導入で絶対無理な夢を抱かせるのは止した方がいいのかもしれない。敢えて諦めるのと、普通に夢破れるのでも随分違ってくる。破れた後の新しい願いが最初の願いと釣り合ってるかどうか、っていうのもあると思う。
 まあそれはともかく、心が五百旗頭にストーキングするところから始まって『本の廃棄(主にアフロ)』まで描かれていた。小泉が心を意識する件等もチラリとしていたが、作画が苦手な新人がついにデビュー。ダメ出しされても問題無く耐えてデビューに漕ぎ着けていたが、次回は心と何やらモメそう。バイト先の様子からコミュ力は低そうではあった。下手だと思っていた相手に先を越された沼田も心中穏やかではなかったようだ。放置気味で仕事を進められていたもう一人の新人は安井に一気に引っくり返されてメンタルをバキバキ折られた。昔は熱かったらしい安井の経緯や、今回の対応の意図は次回明かされるんだろうけど、いちいち新人潰す方が効率悪い。今のところ意図は不明だ。