破裂騒動の時にちょうど訪ねてきた星野の解説によると、アルミチューブを使った為にアルミと歯みがき粉の成分が反応してガスが発生し破裂してしまったらしい。「失敗しちゃいました、ふふふっ」常子は何やら楽しげで、一同も釣られて笑ってしまった。それから滝子達も帰った後になって鉄郎がふらりと戻ってきた。方々で金を借りてきたという。事態がもう済んだと知ると「大事な仲間の金だから」と鉄郎はすぐに去ろうとした。「その名残惜しさを次に会う時には笑顔に変えてくれ、あばよ」何やらキメて去ってゆくそもそもの元凶の鉄郎。「何? 今の」ドン引きする鞠子。鞠子と共に鉄郎を見送っていた君子も呆れ、常子はやや面白がっている風だった。
その夜、美子が寝静まる中、鞠子の進学希望を知った事を常子が話した事で鞠子は君子に希望を改めて打ち明けたが、君子は学費を気にして反対した。「お金を稼ぐというのは容易な事ではないんです」応援するという常子を諭す君子。「初めてなんです!」鞠子は感銘を受けた女流作家のように、世の女性の生き方を後押しするような文章を書きたい、もっと勉強したいと熱く語った。「確かに初めてね」鞠子が自分の気持ち通したは初めてだと君子はその願いを認める事にした。話が一段落し、明日からはもう歯みがき粉を作らないでいいとなると「またいつか家族でやれる事があるといいわね」常子は何気なく呟いていた。
翌日、起業はさっぱり諦めた常子が東堂に仕事の口を相談すると、給金のいいタイピストの推薦枠が当初内定していた『後藤さん』が急遽結婚する事になって空いて、常子が後釜に納まれる事になった。しかし「この東堂でも苦しみましたからっ」警告する東堂。この時代の和文タイピングは非常に厄介な仕様になっていたのだった。
・・・改良歯みがき粉の生産は可能だけど、常子がもう飽きちゃったと推測される。
その夜、美子が寝静まる中、鞠子の進学希望を知った事を常子が話した事で鞠子は君子に希望を改めて打ち明けたが、君子は学費を気にして反対した。「お金を稼ぐというのは容易な事ではないんです」応援するという常子を諭す君子。「初めてなんです!」鞠子は感銘を受けた女流作家のように、世の女性の生き方を後押しするような文章を書きたい、もっと勉強したいと熱く語った。「確かに初めてね」鞠子が自分の気持ち通したは初めてだと君子はその願いを認める事にした。話が一段落し、明日からはもう歯みがき粉を作らないでいいとなると「またいつか家族でやれる事があるといいわね」常子は何気なく呟いていた。
翌日、起業はさっぱり諦めた常子が東堂に仕事の口を相談すると、給金のいいタイピストの推薦枠が当初内定していた『後藤さん』が急遽結婚する事になって空いて、常子が後釜に納まれる事になった。しかし「この東堂でも苦しみましたからっ」警告する東堂。この時代の和文タイピングは非常に厄介な仕様になっていたのだった。
・・・改良歯みがき粉の生産は可能だけど、常子がもう飽きちゃったと推測される。
急にシェリルと言われてもリアクション困る。1話からさくらと対比する形で出るくらいじゃないとやっぱね。広平は凡才でさくらが天才という設定だったと思ってたが急にさくらが足手まといみたいな事になってるし、んん? あれだ、夏希の姉ちゃんとの回想が全くできないのに現在の話に影響が大き過ぎるから、進め辛くなったんだろうな。『私 結婚できないん~』は回想ありきでやってるからちゃっちゃっとやれてる。
ベタなヤツだと広平のトラウマを高校まで遡ってデビューの誘いのあった学生バンドにしてたとしたら、学生の広平と夏希の姉ちゃんにトラブル発生。姉ちゃんが溜まり場を兼ねた軽音部の部室を飛び出して事故で亡くなりデビューも無くなり、広平も音楽封印、と。これじゃなくても現在と時間が離れている過去なら回想パート作れたのに。ブランクが大きいから余裕でエスコートはできなくなるけど、その分さくらと一緒に悪戦苦闘できてパートナー感も成立できた気がする。恋愛しないならソロ女子ボーカルではなく、女子ボーカルのいるバンドを応援するストーリーでもよかった。もうややこしいから空一と真美も同じバンドのメンバーにしちゃってね。孤児院設定も真美以外は抜いてもよかった気がする。特殊設定多いとあたふたする。子供を元旦那に持ってかれた姉さんはバツ1のマネージャーでいいや。
実際の物語は最後の記念展開。着地点が単発ドラマっぽい。吃音で声失うってに24時間テレビのドラマのノリ。当初の予定とかなり話が変わったんだろうね。初期衝動の勢いでデビューまで行って、芸能活動するさくらまで描けてたら、発病の件も生きてきたと思う。まだ何もしてないのに発病じゃ、メタ過ぎるぜ。ただようやく広平が本音を出していた。時間かかった。行動と内心両方煮え切らない状態が続いてたからスッキリした。上手く着地してほしい。
ベタなヤツだと広平のトラウマを高校まで遡ってデビューの誘いのあった学生バンドにしてたとしたら、学生の広平と夏希の姉ちゃんにトラブル発生。姉ちゃんが溜まり場を兼ねた軽音部の部室を飛び出して事故で亡くなりデビューも無くなり、広平も音楽封印、と。これじゃなくても現在と時間が離れている過去なら回想パート作れたのに。ブランクが大きいから余裕でエスコートはできなくなるけど、その分さくらと一緒に悪戦苦闘できてパートナー感も成立できた気がする。恋愛しないならソロ女子ボーカルではなく、女子ボーカルのいるバンドを応援するストーリーでもよかった。もうややこしいから空一と真美も同じバンドのメンバーにしちゃってね。孤児院設定も真美以外は抜いてもよかった気がする。特殊設定多いとあたふたする。子供を元旦那に持ってかれた姉さんはバツ1のマネージャーでいいや。
実際の物語は最後の記念展開。着地点が単発ドラマっぽい。吃音で声失うってに24時間テレビのドラマのノリ。当初の予定とかなり話が変わったんだろうね。初期衝動の勢いでデビューまで行って、芸能活動するさくらまで描けてたら、発病の件も生きてきたと思う。まだ何もしてないのに発病じゃ、メタ過ぎるぜ。ただようやく広平が本音を出していた。時間かかった。行動と内心両方煮え切らない状態が続いてたからスッキリした。上手く着地してほしい。