羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

とと姉ちゃん

2016-05-28 11:30:38 | 日記
「早乙女朱美です」タイプ室のリーダー格、早乙女から短く名乗られ、タイムカードの打ち方を教わった常子は、大人しそうな先輩、多田の隣の席を示され「待機していて下さい」と命じられ、さらに常子が「朱美さん」と呼び出したことに引っ掛かった早乙女は「下の名前ではなく名字で呼んで下さい」と釘を刺してきた。「すみません」戸惑いつつも出番を期待して『待機』し始めた常子だったが、初日に常子に仕事が回されることはなかった。
「本当に?」帰宅して事情を話すと鞠子は驚いていた。「新米なんてそんなもんじゃねぇかぁ?」宗吉はそう言ったが、長谷川が前の職場で「何もするな」と言われて何もしないでいるとすぐにクビになったと言い出すと常子は少し不安になったが、皆に励まされ「明日になれば、うんっ」と気を取り直していた。しかし、それから数日、常子はタイプ室で干され続けた。
 家族や森田屋の人々にも言い出し辛くなった常子は甘味屋で星野と二人で善哉を食べながら、相談した。「常子さんらしくもない。『どうしたもんじゃろのぉ』の時は悩んだりせず動いてみる。今までそうしてきたはずですよ」星野にそう言われ「確かにおっしゃる通りだわ」常子は笑顔を見せ、それから植物観察中に転んだ星野が怪我をしているのに気付いて端切れで作ったハンカチで簡単に手当てをした。これに「ありがとうございました」と礼を言いながら、星野はどきまぎとしていた。
 後日、上司に相談してもラチがあかない常子は、思い余って営業部に押し入って勝手に書類を片付けようとして怒鳴られだした。それを見かねた早乙女がタイプ室に常子を連れ戻していった。「この原稿、お願いできる?」戻ると早乙女は常子に仕事を頼んできた。「はい!」常子は喜んでタイピングに取り掛かった。早乙女達はその仕事ぶりを注視していた。
・・・1回吊るしてヒエラルキーをわからせる掟っ!

私 結婚できないんじゃなくて、しないんです

2016-05-28 11:30:31 | 日記
 託卵ガールの彼氏がイケメン無職だった。カッコよく迎えに来るけど『しかし無職』。じわじわくる。それでもそりゃそうだ、というところに収まったようだ。託卵ガールの最後はさっくり片付けられていた。梨花は怒鳴り込む前に下、なんか穿けと。出番は限られているが設定上は面白い子なんだろうね。いいキャラだけど、あんま本筋に絡む配置じゃないのがちょっと惜しい。みやびの母さんが娘に彼氏ができたと(明らかにダメっぽくても)泣きだすのが高齢独女の母親らしかった。がんばって『凄い良い子』に育てた結果、自分が亡くなった後にこの子は一人ぽっちかもしれない、と心配してたんだろう。説教をすっ飛ばして、それでもよかったと泣いちゃうのも無理なし。
 諒太郎は素のフェアリーではなくフェアリータイムに逃避している普通の青年だった。基本スペックが高いからそれが成立する分、拗れてしまっている。真面目なみやびは怒りつつ『付き合ってるんだからちゃんとしなきゃ』と例によって十倉の指導を軽く跳び越えて深入りしまくり。諒太郎は一旦帰るというより、完全に田舎に帰ることになりそう、かなぁ? みやびがそれについてゆく、という選択肢はさすがに無いと思う。
 そして十倉妻が、妙な動きを! 前回は復縁する気配濃厚で男の影もなかったのに、急にきた。十倉、復縁できなくても親権の裁判まではこのドラマではやらないだろうからダメージ大きいことになりそうだ。桜井もようやく身辺整理がついて、まともにみやびと向き合いだした。基本的には最初から、昔から好きではある。今のみやびにも惚れ直してる。これは、十倉の離婚と諒太郎のフェアリータイム終了の始末がどう響くか、だな。取り敢えずオルゴールのプロジェクトXの件が中々いい、みやびの想像力っ! 十倉の部屋で『想定される品』を受け取るみやびが可愛かった。物語の結末もチャーミングな感じで落着してほしいね。