学費を滝子が払ったいた件で悩む常子が学校でぶちゃむくれていると「相談乗るから私の悩みも聞いて下さらない?」と綾が持ち掛けてきた。帰りには訳を打ち明けると、綾の方の悩みは縁談だった。まだ会った事もなく綾曰く『殿方』自体よくわからないようだが、楽観的には考えているようだった。綾は常子は星野の事が好きだと誤解? していたが「会話の9割は植物の話よ」と常子は否定した。
木場まで来ると、清が堀で、案外テキパキと木場の男達に指示を出していた。と、常子と気付いた。「常子ちゃ~んっ!」すぐに緩い顔に戻る清に常子は笑って呆れ、さっさとその場を去ろうとした。それでも綾は清の仕事ぶりに感心し「あの方は? お好きでなくて?」と嬉々として聞きだして考えてもいなかった常子を戸惑わせていた。
綾と別れた後、隈井と顔を合わせた常子は食堂で滝子が学費を払っているのを知ってしまった事を打ち明けた。滝子が戻ってきてほしいと思っていると隈井から聞き、何でもするという隈井に「ここは慎重にいきたいと思います」と常子は君子にはまだ黙っておくよう頼み込んだ。しかし君子に少しずつ支払った学費を返してもらっている隈井は待ち合わせた居酒屋で待っている間にベロベロに酔っ払い、君子に心配されると「信用して下さいよ。このお金はきっちり女将さんに戻しますっ!」と簡単に全部白状してしまった。
帰った君子に問い詰められた常子は「先日、偶然耳にしただけ何です」と弁明し「そうなんですっ」と鞠子も擁護しようとしたが「鞠子も知っていたんですね」と返って思い詰めさせてしまった。君子は青柳を出た事情を常子に問われても答えずにその足で青柳商店の滝子の元へ向かった。「何の用だい?」鋭く聞いてくる滝子。君子は強く滝子を見詰め返した。
・・・ずっと誰かに手厚く助けてもらっている環境だから、君子の意地も通り難いかな。
木場まで来ると、清が堀で、案外テキパキと木場の男達に指示を出していた。と、常子と気付いた。「常子ちゃ~んっ!」すぐに緩い顔に戻る清に常子は笑って呆れ、さっさとその場を去ろうとした。それでも綾は清の仕事ぶりに感心し「あの方は? お好きでなくて?」と嬉々として聞きだして考えてもいなかった常子を戸惑わせていた。
綾と別れた後、隈井と顔を合わせた常子は食堂で滝子が学費を払っているのを知ってしまった事を打ち明けた。滝子が戻ってきてほしいと思っていると隈井から聞き、何でもするという隈井に「ここは慎重にいきたいと思います」と常子は君子にはまだ黙っておくよう頼み込んだ。しかし君子に少しずつ支払った学費を返してもらっている隈井は待ち合わせた居酒屋で待っている間にベロベロに酔っ払い、君子に心配されると「信用して下さいよ。このお金はきっちり女将さんに戻しますっ!」と簡単に全部白状してしまった。
帰った君子に問い詰められた常子は「先日、偶然耳にしただけ何です」と弁明し「そうなんですっ」と鞠子も擁護しようとしたが「鞠子も知っていたんですね」と返って思い詰めさせてしまった。君子は青柳を出た事情を常子に問われても答えずにその足で青柳商店の滝子の元へ向かった。「何の用だい?」鋭く聞いてくる滝子。君子は強く滝子を見詰め返した。
・・・ずっと誰かに手厚く助けてもらっている環境だから、君子の意地も通り難いかな。
脚本が変わって一気にオリャっと話を進めてきた。ここまで広平はさくらをかつての恋人に重ねるところはあっても、基本は歌い手として重ねるに止めて関わりも控え目だったが、一転して活動をフォローする形でグイグイきていた。ただやはり歌手活動を支援して、さくらを全力で応援する事で過去にケリをつけようとしている様子。広平視点では恋物語ってノリじゃない。過去処理が重たく、もう中盤だが男としてさくらと向かい合う段階ではないかなぁ。謎のお姉さんを含めた空一関連と、後は夏希が恋愛パート担当な感じ。真実に関しては幸せになる事を恐れていたがさくらに歌ってもらって少し救われて、さくらの方も少しだけ救えた事に救われていた。独特のクセは良くも悪くも抜けたが、話はとにかく進み、進み過ぎて作中でさくら自身がそれほど悩む件もないまま展開の速さに置いてかれそうになって、思わず夏希に相談し、相談した傍から「わかってるんです、逃げちゃいけないって」と自己解決していた。速っ! ほぼ独り言っ。やっぱり広平が話の正面にきて、さくらをエスコートする形にどうにかしないといけないのかもしれない。