羊日記

大石次郎のさすらい雑記 #このブログはコメントできません

わろてんか

2018-01-20 22:34:32 | 日記
 落語の中の藤吉が助からないのは団吾らしい。そして10年くらい遅い風太のプロポーズだが一先ず収まった。おトキは3歩・・・下がらないだろなぁ。

アンナチュラル

2018-01-20 22:34:09 | 日記




 話を成立させる為に越えなければならない多重のハードルを軽々を飛び越えていた。強引だけど最後までテンションを燃やしている筆致の筋書き。記者の被害者の内、生きてる方がわりと可愛かった発言に発足2年なのに既に多数の身元不明者遺品で埋まった倉庫と、題材に纏わる痛みや世相的な物も掬っていた。途中の久部の温泉行くのに水着持ってない発言がね。欧米感覚とも混浴する気か? とも取れてニヤっとしてしまった。よくよく考えると突然気になる上司から温泉に誘われてまず『水着を着なくちゃ』と考える小賢しさ。何そのガードの固さ、乙女かっ。それはともかく1話では最終段まで殆ど会話が成立しないくらいだった中堂だが、緊急自体ともなると普通に電話越しに「大丈夫か?!」とうっかり言ってしまう善人具合。この人、何で普段あんな露悪的に振る舞うように仕上がったもんかね? 腹に絶対許せない何かがあって、しかし基本善人だからうっかり許してしまわないように常につんけんして自分の怒りをキープしているのかもしれない。今回の話は、現実ににはよく似た、しかしもっと悲惨な事件があったから時期によっては放送できなかった気もしないではない内容でもあった。あそこまで被害規模はかつてなかったにせよ、小規模な類型の犯罪はもっとあったはず。年間の若年の行方不明者はもの凄い数で、二度とは帰らない人々も物凄い数。ミケは助けるばかりで助かりはしなかったが、助からない娘もいることを描くことで、実際助からなかった人々の痛みにちょっとだけ触れるようなところもあるとは思う。描き方次第で変な感じにもなっちゃうから特に意図がないなら不用意に煽るべきではないだろうけど。意図自体が変なことになってるパターンもあるからややこしいが。とにかく2話もハイテンションな展開だった。3話はいきなり法廷バトル。野心的っ。欲しがり屋さんだよ!