今日も天候は良いようだ。3日とも好天が続いたのは幸運だった。
今朝は出発が遅いので、食事の前にホテルの前方にある『西海パールシーリゾート』が見える海沿いの遊歩道を散歩する。
こちらへ来て期待の野鳥の少ないのにはガッカリしていたが、この海沿いの林の中でやっとツグミを見ることができた。その他、イソヒヨドリ、
シロハラ、イソシギ、コゲラ、トビ,ウミネコなどが見られた。
ヨットハーバーの奥には、今日九十九島遊覧で乗船予定の『パールクィーン号』が停泊していた。
*

*
朝食はバイキングスタイル、今日も和食中心にする。その中に『おきゅうと』という見慣れない一品があったので、それも
選んでみる。
*
おきゅうとは、 海藻のエゴノリを煮溶かしてところてんのように流し固めたもの。
ひも状に切るなどして,酢醤油や酢味噌,ショウガ醤油など をかけて食べる。
ところてんに似ているが舌ざわりがややあらい。 【百科事典マイペディア】
*
早速食べてみるが、食べ馴れないせいか,小生には余り美味とは思えなかった。
*
今日は先ず『九十九島遊覧船』に乗船することになる。ホテルの前にある『西海パールシーリゾート』までバスで行くと、既に数台の観光バスが
到着している。
ここで『パールクィーン号』をバックに、恒例(?)の集合写真を撮る。
*

*
乗船して2階の座席に座ったが、視界が狭く写真も思うように撮れないので上部甲板に出る。
上右の画像は、出航前にマストの見張り台から撮ったもの。
出航すると未だ海風が 冷たいので、後部甲板に風を除ける。
*
九十九島
九十九島は、佐世保港の外側から北へ25kmにわたり島々が点在する海域のことで、島の密度は日本一といわれています。
九十九とは数がたくさんあるという意味で使われる例え言葉で、実際の島の数は208あります。
また、小佐々町・鹿子前町・田平町の海域を「北九十九島」、佐世保市周辺を「南九十九島」と呼び分けており、北九十九島は、岩肌が厳しく、
男性的な景観の島が多く見られますが、南九十九島は、優美で女性的な島々が多いのが特徴です。 【観光案内パンフ】
*
九十九島遊覧船 ・航路は青コースです

*

*
出航して間もなく、港の奥に昨夜お世話になった
『九十九島観光ホテル』の建物が見えてきました
遊覧船は、鏡のような穏やかな海面を滑るように
進んで行きます。
次々に現れる島の名前などを船内放送で紹介して
いましたが、とても憶えられません。
確かにあの松島から較べると島の数が多いようで
す。
*
ふと上空に目をやると、ミサゴが何やら脚に下げて飛んでいます。距離があるので双眼鏡でもそれが何か分かりません。舟が進んで行くと、その
先右手の小さな岩礁の上に巣があり、2羽の雛がいます。
これで先程のミサゴが雛に与える餌を運んでいると分かりました。思わぬ出来事に写真を撮るのを忘れていましたが、良いお土産ができました。
*

*
かくして一時間ほどの遊覧を終え、元の港へ戻りました。
*

*
バスは西九州自動車へ入り、右手に佐世保港のドック群、左手に米軍住宅地を眺めながら進み、武雄南 I.C.から今日の昼食の【嬉野温泉湯豆腐御
膳】の料理店『よこ長』へと向かいました。
*
嬉野温泉豆腐
温泉湯豆腐は、かの遣唐師が豆腐の製法を日本にも
たらしたものと伝えられています。
その後、嬉野の里で、製法に手が加えられ、現在の
とろける湯豆腐ができあがりました。
温泉水で豆腐をコトコト煮込むと、あら不思議!煮
汁が豆乳色に変わり、とろとろの豆腐に仕上がりま
す。実はこれ、嬉野の温泉水だからこそできる奇跡
温泉の絶妙な成分バランスが、豆腐のたんぱく質を
分解し、とろりととろけさせるのです。飲めば胃腸
にも優しい温泉水と栄養満点の豆腐とが見事に融合
した健康フード。その食感と味わいはやみつきになりますよ。 【嬉野温泉観光協会】
*
その豆乳色した煮汁の中から湯豆腐を取り出し口
に入れる。とろとろの湯豆腐の甘い味と舌触りの
心地良さは初めての食感。なるほどこれは自慢す
る筈だと納得。
皆さんも何か言葉を発しながら只管口に運んでい
る。また一つ、美味しい食べ物を口にすることが
できた。気が付くと、店内はほぼ満席、待ち行列
ができており圧倒的に女性の方が多い。
*
店を出た直ぐ先に足湯がある。ここに初めて見る足の蒸し湯がある。個別に椅子が用意されてあり、その前にある蓋を開けると両足を入れる穴が
あって、そこから蒸気が出るようになっている。
小生も体験するべく靴を脱いでいると、何と集合時間になってしまった。これは残念でした。
*
嬉野市 人口 : 27,927人、面積 : 126.51?
佐賀県西部の市。島根県の斐乃上温泉、栃木県の喜
連川温泉と並んで『日本三大美肌の湯』に選ばれた
嬉野温泉のぬめりのあるお湯は、ナトリウムを多く
含む重曹泉。皮脂や分泌物を乳化して洗い流し、湯
上りはまるで一皮むけたようなつるつるスベスベの
肌になるという。 【ウイキペディア】
*
バスは長崎自動車道に入り、右手に大村湾を眺めながら諫早 I.C. で一般道へ降り、杉谷本舗へ。
杉谷本舗の長崎カステラ
創業文化8年(1811年)という老舗ならではの伝統の製法と、独自の技術によって作り上げたカステラを「長崎カステラ紀行」と銘打ち、豊富な
種類の味覚で表現いたしました。
現在、蜂蜜・抹茶・チョコレート・ざぼん・チーズ・青梅・五三焼き等を取り揃えております。
異国の文化と長崎の伝統がとけあう豊かな味わいを、心ゆくまでご賞味いただければ幸いです。 【杉谷本舗パンフ】
*
種類の多いカステラは、試食品が大きいので総てを
試食することはできなかったが、しっとりとしたほ
ど良い甘味で美味しかった。また〈おこし〉の名店
でもあるとのことだ。「身を興し、名を興し、家興
し」と縁起のよいお菓子として愛されているという
*
諫早市 人口 : 138,857人、面積 : 321.26?
諫早市は、長崎県中央部にある市。長崎市、佐世保市に次ぎ長崎県第3位の人口を有する都市である。
市域北東部は北西部で大村湾・東側で有明海(諫早湾)・南側で橘湾の3つの海に囲まれる。
諫早湾には諫早湾干拓事業がある。 【ウイキペディアより】
*
今日の最後、いやツアー最後の観光長崎は南山手地区へ。
バスは南山手地区の登り口にある駐車場に到着。ここからは自由時間となり各人が思い思いの場所を散策することになり、小生は大浦天主堂へ向
かう。
長崎・南山手
長崎港と市街地を見下ろす素晴らしい眺望。
安政の開国以降、長崎の町にはこれまで交流があった中国、ポルトガル、オランダ以外の海外文化の風が吹いた。長崎に新たなビジネスチャンス
を求め移住してきた外国人達は主にこの南山手の丘に住居を構え、彼らもこの素晴らしい景観を日々見つめていたのだという。
今もその名残を見せるこの丘には、グラバーをはじめとした貿易商達が住んだ洋館や、居留地に住む外国人のために建てられた国宝・大浦天主堂
が現存している。 【長崎市観光ガイド】
*
階段を上ると聖堂入口前に『日本之聖母像』がある
聖堂内に入ると、白を基調とした清楚な内装で、ス
テンドグラスからの柔らかい光に満ちている。
(堂内撮影禁止)
正面祭壇奥に掲げられたステンドグラス『十字架の
キリスト』像は、1865年天主堂の建立を記念して
フランスのマン市のカルメル修道院から寄贈された
もので、日本で最も古いものに属するといわれてい
ましたが、原子爆弾の爆風によって大破し、今日の
それは、戦後の復旧工事でパリのロジェ商会に発注
したものです。
また 堂内に向かって右の小祭壇にある「聖母子像」が、信徒発見のサンタマリア像です。 【大浦天主堂資料】
*
大浦天主堂
カトリックの教会堂で、1865年(元治2年)に建立された日本
最古の現存するキリスト教建築物。
正式名は日本二十六聖殉教者堂。その名のとおり日本二十六聖
人に捧げられた教会堂で、殉教地である
長崎市西坂に向けて建てられている。1953年(昭和28年)に国
宝に指定された。
*
日本之聖母像
大浦天主堂の入口正面に置かれてある美しいマリア像は、信徒発見という世界のキリスト教徒を感動の渦に巻
き込んだ歴史的奇跡を記念してフランスから贈られたマリア像。
プチジャン神父はこの像を、1865年(慶応元)6月2日に天主堂の門前に据付、日本信徒発見の記念祭典を盛大に催した。
「日本之聖母」という称号は、プチジャン神父が命名されたといわれている。
*
聖堂の拝観を終え、天主堂の脇道を上がって行くと、『旧羅典神学校』がある。
*
旧羅典神学校
大浦天主堂に向かって右側の建物で国の重要文化財
です。【旧羅典神学校前の説明用立て札参照】
明治6年(1873)キリスト教禁教が停止となり、各
地に配流されていた浦上村の信徒が釈放されたのを
契機として、大浦天主堂のプチジャン神父は神学校
の設立を計画し、明治8年(1875)に完成。
設計と監督に当たったのはドロ神父。わが国初期の
木骨煉瓦造り。大正15年(1926)までラテン神学
校校舎兼宿舎として使用。以後司祭館や集会所にも
使用され、その間若干の一部改造があった。
現在は「キリシタン資料室」として利用され、いろいろな物が展示されており、大浦天主堂を訪れた人は誰でも見学できます。
*
その先はグラバー邸になっていますが、過去に見学しているのでパスして、その下の長崎港を見下ろす場所でしばし休憩。
3日間好天に恵まれていましたが、どうやら雲が多くなってきました。
その後坂を下り海岸通から長崎港国際ターミナルへ出て港の様子を眺め、今回のツアーの締めくくりとしました。
下の画像は海岸通にある『旧香港上海銀行長崎支店記念館』の建物です。右の画像は金立S.A.。
*
バスは長崎自動車道に入り、途中金立S.A.で休憩
し、九州自動車道を経て福岡空港に到着しました。
帰りのフライトはほぼ満席。心地良い疲れで居眠り
をしているうちに羽田に到着しました。
*
9.20.ホテル(バス)→ 9.30. … 九十九島遊覧船 10.00.(パールクィーン号)→ 10.50.…11.00.(バス)→ 11.50.嬉野(昼食・よこ長)12.40.
→ 13.20.諫早・杉谷無本舗 13.40.→ 14.10.長崎・南山手(大浦天主堂 … 旧羅典神学校 … 長崎港国際ターミナル )15.30. → 16.40. 金立S.A
16.55. → 17.40.福岡空港 19.00(JL330便)→ 20.30.羽田空港
*
【観察した野鳥】
1.カイツブリ 2.カンムリカイツブリ 3.ウミウ 4.コサギ 5.アオサギ
6.ヨシガモ 7.ヒドリガモ 8.ミサゴ 9.ト ビ 10.イソシギ
11.オオセグロカモメ 12.ウミネコ 13.キジバト 14.コゲラ 15.ハクセキレイ
16.ヒヨドリ 17.モ ズ 18.イソヒヨドリ 19.シロハラ 20.ツグミ
21.メジロ 22.スズメ 23.ムクドリ 24.ハシボソガラス 25.ハシブトガラス
今朝は出発が遅いので、食事の前にホテルの前方にある『西海パールシーリゾート』が見える海沿いの遊歩道を散歩する。
こちらへ来て期待の野鳥の少ないのにはガッカリしていたが、この海沿いの林の中でやっとツグミを見ることができた。その他、イソヒヨドリ、
シロハラ、イソシギ、コゲラ、トビ,ウミネコなどが見られた。
ヨットハーバーの奥には、今日九十九島遊覧で乗船予定の『パールクィーン号』が停泊していた。
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朝食はバイキングスタイル、今日も和食中心にする。その中に『おきゅうと』という見慣れない一品があったので、それも
選んでみる。
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おきゅうとは、 海藻のエゴノリを煮溶かしてところてんのように流し固めたもの。
ひも状に切るなどして,酢醤油や酢味噌,ショウガ醤油など をかけて食べる。
ところてんに似ているが舌ざわりがややあらい。 【百科事典マイペディア】
*
早速食べてみるが、食べ馴れないせいか,小生には余り美味とは思えなかった。
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今日は先ず『九十九島遊覧船』に乗船することになる。ホテルの前にある『西海パールシーリゾート』までバスで行くと、既に数台の観光バスが
到着している。
ここで『パールクィーン号』をバックに、恒例(?)の集合写真を撮る。
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乗船して2階の座席に座ったが、視界が狭く写真も思うように撮れないので上部甲板に出る。
上右の画像は、出航前にマストの見張り台から撮ったもの。
出航すると未だ海風が 冷たいので、後部甲板に風を除ける。
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九十九島
九十九島は、佐世保港の外側から北へ25kmにわたり島々が点在する海域のことで、島の密度は日本一といわれています。
九十九とは数がたくさんあるという意味で使われる例え言葉で、実際の島の数は208あります。
また、小佐々町・鹿子前町・田平町の海域を「北九十九島」、佐世保市周辺を「南九十九島」と呼び分けており、北九十九島は、岩肌が厳しく、
男性的な景観の島が多く見られますが、南九十九島は、優美で女性的な島々が多いのが特徴です。 【観光案内パンフ】
*
九十九島遊覧船 ・航路は青コースです

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出航して間もなく、港の奥に昨夜お世話になった
『九十九島観光ホテル』の建物が見えてきました
遊覧船は、鏡のような穏やかな海面を滑るように
進んで行きます。
次々に現れる島の名前などを船内放送で紹介して
いましたが、とても憶えられません。
確かにあの松島から較べると島の数が多いようで
す。
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ふと上空に目をやると、ミサゴが何やら脚に下げて飛んでいます。距離があるので双眼鏡でもそれが何か分かりません。舟が進んで行くと、その
先右手の小さな岩礁の上に巣があり、2羽の雛がいます。
これで先程のミサゴが雛に与える餌を運んでいると分かりました。思わぬ出来事に写真を撮るのを忘れていましたが、良いお土産ができました。
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かくして一時間ほどの遊覧を終え、元の港へ戻りました。
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バスは西九州自動車へ入り、右手に佐世保港のドック群、左手に米軍住宅地を眺めながら進み、武雄南 I.C.から今日の昼食の【嬉野温泉湯豆腐御
膳】の料理店『よこ長』へと向かいました。
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温泉湯豆腐は、かの遣唐師が豆腐の製法を日本にも
たらしたものと伝えられています。
その後、嬉野の里で、製法に手が加えられ、現在の
とろける湯豆腐ができあがりました。
温泉水で豆腐をコトコト煮込むと、あら不思議!煮
汁が豆乳色に変わり、とろとろの豆腐に仕上がりま
す。実はこれ、嬉野の温泉水だからこそできる奇跡
温泉の絶妙な成分バランスが、豆腐のたんぱく質を
分解し、とろりととろけさせるのです。飲めば胃腸
にも優しい温泉水と栄養満点の豆腐とが見事に融合
した健康フード。その食感と味わいはやみつきになりますよ。 【嬉野温泉観光協会】
*



に入れる。とろとろの湯豆腐の甘い味と舌触りの
心地良さは初めての食感。なるほどこれは自慢す
る筈だと納得。
皆さんも何か言葉を発しながら只管口に運んでい
る。また一つ、美味しい食べ物を口にすることが
できた。気が付くと、店内はほぼ満席、待ち行列
ができており圧倒的に女性の方が多い。
*
店を出た直ぐ先に足湯がある。ここに初めて見る足の蒸し湯がある。個別に椅子が用意されてあり、その前にある蓋を開けると両足を入れる穴が
あって、そこから蒸気が出るようになっている。
小生も体験するべく靴を脱いでいると、何と集合時間になってしまった。これは残念でした。
*


佐賀県西部の市。島根県の斐乃上温泉、栃木県の喜
連川温泉と並んで『日本三大美肌の湯』に選ばれた
嬉野温泉のぬめりのあるお湯は、ナトリウムを多く
含む重曹泉。皮脂や分泌物を乳化して洗い流し、湯
上りはまるで一皮むけたようなつるつるスベスベの
肌になるという。 【ウイキペディア】
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バスは長崎自動車道に入り、右手に大村湾を眺めながら諫早 I.C. で一般道へ降り、杉谷本舗へ。
杉谷本舗の長崎カステラ
創業文化8年(1811年)という老舗ならではの伝統の製法と、独自の技術によって作り上げたカステラを「長崎カステラ紀行」と銘打ち、豊富な
種類の味覚で表現いたしました。
現在、蜂蜜・抹茶・チョコレート・ざぼん・チーズ・青梅・五三焼き等を取り揃えております。
異国の文化と長崎の伝統がとけあう豊かな味わいを、心ゆくまでご賞味いただければ幸いです。 【杉谷本舗パンフ】
*


試食することはできなかったが、しっとりとしたほ
ど良い甘味で美味しかった。また〈おこし〉の名店
でもあるとのことだ。「身を興し、名を興し、家興
し」と縁起のよいお菓子として愛されているという
*
諫早市 人口 : 138,857人、面積 : 321.26?
諫早市は、長崎県中央部にある市。長崎市、佐世保市に次ぎ長崎県第3位の人口を有する都市である。
市域北東部は北西部で大村湾・東側で有明海(諫早湾)・南側で橘湾の3つの海に囲まれる。
諫早湾には諫早湾干拓事業がある。 【ウイキペディアより】
*
今日の最後、いやツアー最後の観光長崎は南山手地区へ。
バスは南山手地区の登り口にある駐車場に到着。ここからは自由時間となり各人が思い思いの場所を散策することになり、小生は大浦天主堂へ向
かう。
長崎・南山手
長崎港と市街地を見下ろす素晴らしい眺望。
安政の開国以降、長崎の町にはこれまで交流があった中国、ポルトガル、オランダ以外の海外文化の風が吹いた。長崎に新たなビジネスチャンス
を求め移住してきた外国人達は主にこの南山手の丘に住居を構え、彼らもこの素晴らしい景観を日々見つめていたのだという。
今もその名残を見せるこの丘には、グラバーをはじめとした貿易商達が住んだ洋館や、居留地に住む外国人のために建てられた国宝・大浦天主堂
が現存している。 【長崎市観光ガイド】
*


聖堂内に入ると、白を基調とした清楚な内装で、ス
テンドグラスからの柔らかい光に満ちている。
(堂内撮影禁止)
正面祭壇奥に掲げられたステンドグラス『十字架の
キリスト』像は、1865年天主堂の建立を記念して
フランスのマン市のカルメル修道院から寄贈された
もので、日本で最も古いものに属するといわれてい
ましたが、原子爆弾の爆風によって大破し、今日の
それは、戦後の復旧工事でパリのロジェ商会に発注
したものです。
また 堂内に向かって右の小祭壇にある「聖母子像」が、信徒発見のサンタマリア像です。 【大浦天主堂資料】
*


カトリックの教会堂で、1865年(元治2年)に建立された日本
最古の現存するキリスト教建築物。
正式名は日本二十六聖殉教者堂。その名のとおり日本二十六聖
人に捧げられた教会堂で、殉教地である
長崎市西坂に向けて建てられている。1953年(昭和28年)に国
宝に指定された。
*
日本之聖母像
大浦天主堂の入口正面に置かれてある美しいマリア像は、信徒発見という世界のキリスト教徒を感動の渦に巻
き込んだ歴史的奇跡を記念してフランスから贈られたマリア像。
プチジャン神父はこの像を、1865年(慶応元)6月2日に天主堂の門前に据付、日本信徒発見の記念祭典を盛大に催した。
「日本之聖母」という称号は、プチジャン神父が命名されたといわれている。
*
聖堂の拝観を終え、天主堂の脇道を上がって行くと、『旧羅典神学校』がある。
*


大浦天主堂に向かって右側の建物で国の重要文化財
です。【旧羅典神学校前の説明用立て札参照】
明治6年(1873)キリスト教禁教が停止となり、各
地に配流されていた浦上村の信徒が釈放されたのを
契機として、大浦天主堂のプチジャン神父は神学校
の設立を計画し、明治8年(1875)に完成。
設計と監督に当たったのはドロ神父。わが国初期の
木骨煉瓦造り。大正15年(1926)までラテン神学
校校舎兼宿舎として使用。以後司祭館や集会所にも
使用され、その間若干の一部改造があった。
現在は「キリシタン資料室」として利用され、いろいろな物が展示されており、大浦天主堂を訪れた人は誰でも見学できます。
*
その先はグラバー邸になっていますが、過去に見学しているのでパスして、その下の長崎港を見下ろす場所でしばし休憩。
3日間好天に恵まれていましたが、どうやら雲が多くなってきました。
その後坂を下り海岸通から長崎港国際ターミナルへ出て港の様子を眺め、今回のツアーの締めくくりとしました。
下の画像は海岸通にある『旧香港上海銀行長崎支店記念館』の建物です。右の画像は金立S.A.。
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し、九州自動車道を経て福岡空港に到着しました。
帰りのフライトはほぼ満席。心地良い疲れで居眠り
をしているうちに羽田に到着しました。
*
9.20.ホテル(バス)→ 9.30. … 九十九島遊覧船 10.00.(パールクィーン号)→ 10.50.…11.00.(バス)→ 11.50.嬉野(昼食・よこ長)12.40.
→ 13.20.諫早・杉谷無本舗 13.40.→ 14.10.長崎・南山手(大浦天主堂 … 旧羅典神学校 … 長崎港国際ターミナル )15.30. → 16.40. 金立S.A
16.55. → 17.40.福岡空港 19.00(JL330便)→ 20.30.羽田空港
*
【観察した野鳥】
1.カイツブリ 2.カンムリカイツブリ 3.ウミウ 4.コサギ 5.アオサギ
6.ヨシガモ 7.ヒドリガモ 8.ミサゴ 9.ト ビ 10.イソシギ
11.オオセグロカモメ 12.ウミネコ 13.キジバト 14.コゲラ 15.ハクセキレイ
16.ヒヨドリ 17.モ ズ 18.イソヒヨドリ 19.シロハラ 20.ツグミ
21.メジロ 22.スズメ 23.ムクドリ 24.ハシボソガラス 25.ハシブトガラス