クラブツーリズム社の『クロアチア・スロベニア さわやか紀行8日間』というツアーに参加しました。
クロアチア・スロベニアとも日本からの直行便がないので、比較的便利なウィーン経由で行くことになりました。
画像は成田空港でのオーストリア航空の搭乗機と、紀行地の地図です。
*
成田では雨模様の天候でしたが、ウィーンでは爽
やかな晴天でした。
ここからはスロベニアとの国境近くにある今日の
宿泊地、クラーゲンフルトへ304km、約4時間半
のバスの旅が始まりました。
道路は勿論高速道で、新緑が目に優しい大地を
100km/hで走っていますが、乗用車は130km/hで走
行していますのでどんどん追い抜いて行きます。
*
途中、トイレ休憩のためにサービスエリアに立寄りましたが、こちらの売店ではアルコール類も置いてあり、日本では考えられない
ことでした。
*
クラーゲンフルトのホテルに着いたの
は午後 9時、夕食は機内で済ましてい
たので長旅の汗を流してベットへ。
*
クラーゲンフルト Klagenfurt 面積 : 120.11?、人口 : 約 90,000人
ケルンテン州の州都。郡に属さない憲章都市(Statutarstadt)であるが、クラーゲンフルト=ラント郡の郡庁が置かれている。ヴェル
ター湖の東岸に位置する都市。ケルンテン州の経済・文化の中心。
交通の要所でもあり、オーストリア各地に幹線道路、幹線鉄道が延びている。
約 9割の人々がドイツ語を母語とする。クロアチア、スロベニア系住民も若干居住する。
7割ほどの住民がカトリックを信仰している。
*
11.20.成田空港(OS 52便)→ 15.50.(時差7時間)ウィーン空港 16.40.(バス)→ 19.05.S.A.19.25. → 21.00. クラーゲンフルト・
サンドワース着 泊
5月7日(水)
朝食はバイキング・スタイルで品数も多く満足。中国・韓国の観光客が多くその賑やかなこと。
出発が早いので、ホテル周辺の散歩はできなかった。画像はホテル周辺の景観です。
*

*
今日からバスは指定席、初日は最後尾
とはいっても後方に空席があるので、
右に左にと景色を見るのには都合が良
い。
ホテルを出て山道に入るとオーストリ
アとスロバキアの国境がある。
両國ともにユーロ加盟国なので、
税関等は無く、スムースに通過する。
*
スロベニア共和国 Republic of Slovenia 人口 : 2,061千人、面積 : 20,273 k㎡
1991 年に独立した、かってユーゴスラビアのスロベニア社会主義国と呼ばれたこの国は、ほぼ四国と同じ大きさです。アドリア海に
片足をつっこんだように位置し、大きな川や湖もいくつかあり、ウォーター スポーツが盛んです。
また、東にはアルプスがあり、ハイキングやスキーが最高です。
首都リューブリャナは、城下に広がる、賑やかで溌剌とした都市です。ルネッサンスからアールヌーボーまで幅広い様式の建築が印
象深い都市です。
*
今日の最初の観光地はブレッド湖。
ブレッド湖
「アルブスの瞳」と称されるブレッド湖は、東西 2,120m、南北1,380m、周囲約 6km
ほどの大きさで、ゆっくり歩いて約 3時間で一周できる遊歩道が湖岸沿いに整備され
ています。
澄み切った湖面には、ユリアンアルプスの最高峰、標高 2,864mのトリグラフ山系が映
し出され、湖に浮ぶスロベニア唯一の小島には、バロック様式の聖マリア教会が自然
を見守るように建っています。
その島には、pletanaと呼ばれるボート、カヌーなどで行きます。また、聖マリア教会
を訪れた人は「鐘を鳴らすと願いが叶う」という伝説の鐘があります。
*
バスを降りると直ぐにボートに乗ります。湖には鱒だろうか魚影が多く見られます。
また、湖岸にはやや盛りを過ぎたリラの花が目立っています。
*

*

*
16人乗りの手漕ぎのボートは、若い漕ぎ手が立って前を向いて櫂を押し出す形で漕いで行きます。
青い湖面に周囲の緑が映えて一段と美しい景観になっています。左手にある瀟酒な建物は元チトー大統領の別荘で現在はホテルにな
っているとか。また、湖岸の所々にある建物も自然に溶け込んでいるようです。
*

*
ボートは 10分ほどで島に到着、ここから 99段の階段を上がります。
階段を上がった所に広場があり、左手にレストランを兼ねたお土産屋、正面に可愛らしい教会と鐘楼があります。
その鐘が鳴り、湖上に音が響き渡ってゆき、まさにメルヘンチックな雰囲気に心が癒されるようです。
*
聖母被昇天教会
教会ができたのは、8 ~ 9世紀に遡る。その後17世紀に現在の白い塔をもつバロック様式の教会へと改築された。教会内の祭壇には聖
母マリア像が鎮座し、両脇は11世紀のブレッド領主ヘンリック2世と、妻クニグンダの肖像が飾られている。
鐘を鳴らすと願いが叶うと伝えられる鐘楼は、1534年に建てられた。ときのローマ教皇は、人々の奇跡への願いを永遠に響かせるた
め、教会に鐘を寄付したという。 【地球の歩き方】より
*
周囲の樹々に鳥影が多く、久し振りのゴシキヒワと対面、その他シジュウカラ、何故か地上にマガモ、上空にはアマツバメが乱舞し
ている。
何時の間にか観光客が増え、小さな島の船着場に数隻のボートが並び、ここでも賑やかな中国語が飛び交っていました。
*

ボートで出発点に戻るとき、コブハク
チョウがいるのに気が付きました。
1羽のみとは寂しそうです。
バスは湖岸沿いの道を進み、ブレット
城へ。
*
ブレット城
湖面から約 100mの高さの断崖の上に建っているので、城からはブレット湖と周辺が一望できます。
城内は、ロマネスク様式の壁とゴシック様式の棟で囲まれた一階部分と、邸宅や礼拝堂が建ち、現在では博物館やレストランになっ
ている2階部分とに分かれています。
博物館では青銅器時代からのブレットの歴史がつづられています。
*
駐車場から坂道を上がった所に城があります。
改めて城の広場から「宝石のように美しい」といわれるブレット湖を見下ろす。この見事な景観をカメラに収めることに夢中になり
すぎて、ゆったりと眺めることを忘れている自分に気が付く。
先程上陸した小島が湖の景観を一段と引き立てているようです。
*

*
ここで妻がチョウゲンボウが飛翔しているのを発見する。見下ろす翼の茶色が湖の周囲の緑に映える。
*

*

*
この城の周囲では色々な植物が見られましはたが、種名が分からないまま載せることにしました。
*

*

*
この後はバスで 2時間ほどのところにある、ヨーロッパでも最大級といわれる鍾乳洞のあるポストイナに向いました。
ここで遅めの昼食を採ることになり、鍾乳洞の入口近くのレストランに入りました。
*

*
スープに生野菜、そして鶏肉の照焼きという内容でしたが、この鶏肉が美味しかった。
*
この食事中、隣席のフランス人グルー
プのご婦人から、半分ほど入った白ワ
インのボトルの差し入れがありました
言葉は分からないが,残り物だがあな
た方の飲みっぷりが良いので飲んで欲
しいといっているようです。
遠慮していると、わざわざ注ぎにきて
くれるというサービス振りに、すっか
り嬉しくなり、お礼代わりに同席の方
々と改めて乾杯して敬意を表しました
*
ポストイナ鍾乳洞
スロベニアのポストイナ近郊にある鍾乳洞で 、世界でも第3位の規模を誇る。石灰石をピフカ川の流れが10万年かけて侵食したこと
によって形成されたという。島洞窟、黒洞窟、ピウカ洞窟、マグダレナ洞窟等と合わせた洞窟の総延長は27kmで、世界でも第3位の
規模を誇る非常にスケールが大きい。
洞内は季節に関らず気温が約8℃と一定なので薄手のコートを着用する。
洞内に入ると先ず編成の長いトロッコ電車に乗ります。2kmの距離を走りますが、この間でも規模の大きさを実感させられました。
*

*
トロッコを下車後、1.8kmをガイドの解説を受けながら歩くことになる。洞内は撮影禁止。
鍾乳石は洞窟の高さや広さによって色や形を微妙に変化させ、ラクダやカメ、男の子などに見えるものがある。
なかでも美しいのは真っ白で細く繊細な『スパゲッティ』と呼ばれる氷柱のような形状の鍾乳石や、表面がツルツルで滑らかな白色
をした『ブリリアント』など。
後半部分の『コンサートホール』手前では、色の肌色から『類人魚』とも呼ばれる【ホライモリ】という両生類が見られる。暗闇の
世界に適応して目はすっかり退化して、エラ呼吸と肺呼吸を使い分け、1年近く何も食べなくても生きていけるという。
この人形のお土産が洞内外で多く見られました。
*

*
何といってもこの規模の大きさに圧倒され続けた見学でした。
再びトロッコ電車に乗って洞外へ出ましたが、日本の秋吉台の鍾乳洞しか知らなかっ
た小生にとっては良い体験となりました。
*
興奮冷めやらぬ我々を乗せたバスは、スロバニアとクロアチアの国境を越える。ここ
の税関ではパスポートのチェックがありました。
クロアチアは昨年ユーロに加盟しましたが、通貨は未だ[クロアチア・クーナ]を使
用しているので、ここの両替所で円から交換する。
*
クロアチアでの第一夜は、オーストリア= ハンガリー帝国の時代から王侯貴族が訪れ
ていたというオパティア。
クロアチアでも屈指のリゾート地で、海岸沿いの通りには数多くの瀟酒なホテルが建ち並び、クロアチアのリビエラとも称されてい
るという。
そのホテルの中の一つ『ヴィラ・アンバサダー』に到着。案内された部屋からは海が半分ほど見える。
*

*
夕食はホテルのレストラン、品数も豊富なバイキング・スタイル。
今日の観光を振り返りながら楽しい一時を過す。
ところが、部屋に戻ってからレストランにカメラを忘れたことに気が付き、慌ててフ
ロントへ行くと、レストランのウエイトレスからツアー・ディレクターに届けられて
いることが分かりました。
ワインの酔いにすっかり良い気分になっていた結果のこととて、冷汗をかいた一幕で
した。
*
クロアチア共和国 Republika Hrvatska 人口 : 4,285千人、面積 : 56,594 km
通称クロアチアは、東ヨーロッパ、バルカン半島に位置する共和制国家である。
本土では西にスロベニア、北にハンガリー、東にボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビアと国境を接している。南はアドリア海に面
し、飛び地のドゥブロヴニクでは東にモンテネグロと接している。
首都はザグレブ。1991年にそれまで連邦を構成していたユーゴスラビアから独立した。
*
7.30.ホテル発(バス)→ 9.00.ブレット湖(ボート)10.15. → 10.20. ブレット城 11.10. → 12.40. ポストイナ(昼食)…
14.00. 鍾乳洞見学 16.15. → 17.15. クロアチア国境 17.30. → 18.10. オパティア ヴィラ・アンバサダー着 712号室泊
クロアチア・スロベニアとも日本からの直行便がないので、比較的便利なウィーン経由で行くことになりました。
画像は成田空港でのオーストリア航空の搭乗機と、紀行地の地図です。
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成田では雨模様の天候でしたが、ウィーンでは爽
やかな晴天でした。
ここからはスロベニアとの国境近くにある今日の
宿泊地、クラーゲンフルトへ304km、約4時間半
のバスの旅が始まりました。
道路は勿論高速道で、新緑が目に優しい大地を
100km/hで走っていますが、乗用車は130km/hで走
行していますのでどんどん追い抜いて行きます。
*
途中、トイレ休憩のためにサービスエリアに立寄りましたが、こちらの売店ではアルコール類も置いてあり、日本では考えられない
ことでした。
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は午後 9時、夕食は機内で済ましてい
たので長旅の汗を流してベットへ。
*
クラーゲンフルト Klagenfurt 面積 : 120.11?、人口 : 約 90,000人
ケルンテン州の州都。郡に属さない憲章都市(Statutarstadt)であるが、クラーゲンフルト=ラント郡の郡庁が置かれている。ヴェル
ター湖の東岸に位置する都市。ケルンテン州の経済・文化の中心。
交通の要所でもあり、オーストリア各地に幹線道路、幹線鉄道が延びている。
約 9割の人々がドイツ語を母語とする。クロアチア、スロベニア系住民も若干居住する。
7割ほどの住民がカトリックを信仰している。
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11.20.成田空港(OS 52便)→ 15.50.(時差7時間)ウィーン空港 16.40.(バス)→ 19.05.S.A.19.25. → 21.00. クラーゲンフルト・
サンドワース着 泊
5月7日(水)
朝食はバイキング・スタイルで品数も多く満足。中国・韓国の観光客が多くその賑やかなこと。
出発が早いので、ホテル周辺の散歩はできなかった。画像はホテル周辺の景観です。
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今日からバスは指定席、初日は最後尾
とはいっても後方に空席があるので、
右に左にと景色を見るのには都合が良
い。
ホテルを出て山道に入るとオーストリ
アとスロバキアの国境がある。
両國ともにユーロ加盟国なので、
税関等は無く、スムースに通過する。
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スロベニア共和国 Republic of Slovenia 人口 : 2,061千人、面積 : 20,273 k㎡
1991 年に独立した、かってユーゴスラビアのスロベニア社会主義国と呼ばれたこの国は、ほぼ四国と同じ大きさです。アドリア海に
片足をつっこんだように位置し、大きな川や湖もいくつかあり、ウォーター スポーツが盛んです。
また、東にはアルプスがあり、ハイキングやスキーが最高です。
首都リューブリャナは、城下に広がる、賑やかで溌剌とした都市です。ルネッサンスからアールヌーボーまで幅広い様式の建築が印
象深い都市です。
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今日の最初の観光地はブレッド湖。
ブレッド湖
「アルブスの瞳」と称されるブレッド湖は、東西 2,120m、南北1,380m、周囲約 6km
ほどの大きさで、ゆっくり歩いて約 3時間で一周できる遊歩道が湖岸沿いに整備され
ています。
澄み切った湖面には、ユリアンアルプスの最高峰、標高 2,864mのトリグラフ山系が映
し出され、湖に浮ぶスロベニア唯一の小島には、バロック様式の聖マリア教会が自然
を見守るように建っています。
その島には、pletanaと呼ばれるボート、カヌーなどで行きます。また、聖マリア教会
を訪れた人は「鐘を鳴らすと願いが叶う」という伝説の鐘があります。
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バスを降りると直ぐにボートに乗ります。湖には鱒だろうか魚影が多く見られます。
また、湖岸にはやや盛りを過ぎたリラの花が目立っています。
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16人乗りの手漕ぎのボートは、若い漕ぎ手が立って前を向いて櫂を押し出す形で漕いで行きます。
青い湖面に周囲の緑が映えて一段と美しい景観になっています。左手にある瀟酒な建物は元チトー大統領の別荘で現在はホテルにな
っているとか。また、湖岸の所々にある建物も自然に溶け込んでいるようです。
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ボートは 10分ほどで島に到着、ここから 99段の階段を上がります。
階段を上がった所に広場があり、左手にレストランを兼ねたお土産屋、正面に可愛らしい教会と鐘楼があります。
その鐘が鳴り、湖上に音が響き渡ってゆき、まさにメルヘンチックな雰囲気に心が癒されるようです。
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聖母被昇天教会
教会ができたのは、8 ~ 9世紀に遡る。その後17世紀に現在の白い塔をもつバロック様式の教会へと改築された。教会内の祭壇には聖
母マリア像が鎮座し、両脇は11世紀のブレッド領主ヘンリック2世と、妻クニグンダの肖像が飾られている。
鐘を鳴らすと願いが叶うと伝えられる鐘楼は、1534年に建てられた。ときのローマ教皇は、人々の奇跡への願いを永遠に響かせるた
め、教会に鐘を寄付したという。 【地球の歩き方】より
*
周囲の樹々に鳥影が多く、久し振りのゴシキヒワと対面、その他シジュウカラ、何故か地上にマガモ、上空にはアマツバメが乱舞し
ている。
何時の間にか観光客が増え、小さな島の船着場に数隻のボートが並び、ここでも賑やかな中国語が飛び交っていました。
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ボートで出発点に戻るとき、コブハク
チョウがいるのに気が付きました。
1羽のみとは寂しそうです。
バスは湖岸沿いの道を進み、ブレット
城へ。
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ブレット城
湖面から約 100mの高さの断崖の上に建っているので、城からはブレット湖と周辺が一望できます。
城内は、ロマネスク様式の壁とゴシック様式の棟で囲まれた一階部分と、邸宅や礼拝堂が建ち、現在では博物館やレストランになっ
ている2階部分とに分かれています。
博物館では青銅器時代からのブレットの歴史がつづられています。
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駐車場から坂道を上がった所に城があります。
改めて城の広場から「宝石のように美しい」といわれるブレット湖を見下ろす。この見事な景観をカメラに収めることに夢中になり
すぎて、ゆったりと眺めることを忘れている自分に気が付く。
先程上陸した小島が湖の景観を一段と引き立てているようです。
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ここで妻がチョウゲンボウが飛翔しているのを発見する。見下ろす翼の茶色が湖の周囲の緑に映える。
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この城の周囲では色々な植物が見られましはたが、種名が分からないまま載せることにしました。
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この後はバスで 2時間ほどのところにある、ヨーロッパでも最大級といわれる鍾乳洞のあるポストイナに向いました。
ここで遅めの昼食を採ることになり、鍾乳洞の入口近くのレストランに入りました。
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スープに生野菜、そして鶏肉の照焼きという内容でしたが、この鶏肉が美味しかった。
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プのご婦人から、半分ほど入った白ワ
インのボトルの差し入れがありました
言葉は分からないが,残り物だがあな
た方の飲みっぷりが良いので飲んで欲
しいといっているようです。
遠慮していると、わざわざ注ぎにきて
くれるというサービス振りに、すっか
り嬉しくなり、お礼代わりに同席の方
々と改めて乾杯して敬意を表しました
*
ポストイナ鍾乳洞
スロベニアのポストイナ近郊にある鍾乳洞で 、世界でも第3位の規模を誇る。石灰石をピフカ川の流れが10万年かけて侵食したこと
によって形成されたという。島洞窟、黒洞窟、ピウカ洞窟、マグダレナ洞窟等と合わせた洞窟の総延長は27kmで、世界でも第3位の
規模を誇る非常にスケールが大きい。
洞内は季節に関らず気温が約8℃と一定なので薄手のコートを着用する。
洞内に入ると先ず編成の長いトロッコ電車に乗ります。2kmの距離を走りますが、この間でも規模の大きさを実感させられました。
*


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トロッコを下車後、1.8kmをガイドの解説を受けながら歩くことになる。洞内は撮影禁止。
鍾乳石は洞窟の高さや広さによって色や形を微妙に変化させ、ラクダやカメ、男の子などに見えるものがある。
なかでも美しいのは真っ白で細く繊細な『スパゲッティ』と呼ばれる氷柱のような形状の鍾乳石や、表面がツルツルで滑らかな白色
をした『ブリリアント』など。
後半部分の『コンサートホール』手前では、色の肌色から『類人魚』とも呼ばれる【ホライモリ】という両生類が見られる。暗闇の
世界に適応して目はすっかり退化して、エラ呼吸と肺呼吸を使い分け、1年近く何も食べなくても生きていけるという。
この人形のお土産が洞内外で多く見られました。
*


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何といってもこの規模の大きさに圧倒され続けた見学でした。
再びトロッコ電車に乗って洞外へ出ましたが、日本の秋吉台の鍾乳洞しか知らなかっ
た小生にとっては良い体験となりました。
*
興奮冷めやらぬ我々を乗せたバスは、スロバニアとクロアチアの国境を越える。ここ
の税関ではパスポートのチェックがありました。
クロアチアは昨年ユーロに加盟しましたが、通貨は未だ[クロアチア・クーナ]を使
用しているので、ここの両替所で円から交換する。
*
クロアチアでの第一夜は、オーストリア= ハンガリー帝国の時代から王侯貴族が訪れ
ていたというオパティア。
クロアチアでも屈指のリゾート地で、海岸沿いの通りには数多くの瀟酒なホテルが建ち並び、クロアチアのリビエラとも称されてい
るという。
そのホテルの中の一つ『ヴィラ・アンバサダー』に到着。案内された部屋からは海が半分ほど見える。
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夕食はホテルのレストラン、品数も豊富なバイキング・スタイル。
今日の観光を振り返りながら楽しい一時を過す。
ところが、部屋に戻ってからレストランにカメラを忘れたことに気が付き、慌ててフ
ロントへ行くと、レストランのウエイトレスからツアー・ディレクターに届けられて
いることが分かりました。
ワインの酔いにすっかり良い気分になっていた結果のこととて、冷汗をかいた一幕で
した。
*
クロアチア共和国 Republika Hrvatska 人口 : 4,285千人、面積 : 56,594 km
通称クロアチアは、東ヨーロッパ、バルカン半島に位置する共和制国家である。
本土では西にスロベニア、北にハンガリー、東にボスニア・ヘルツェゴビナ、セルビアと国境を接している。南はアドリア海に面
し、飛び地のドゥブロヴニクでは東にモンテネグロと接している。
首都はザグレブ。1991年にそれまで連邦を構成していたユーゴスラビアから独立した。
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7.30.ホテル発(バス)→ 9.00.ブレット湖(ボート)10.15. → 10.20. ブレット城 11.10. → 12.40. ポストイナ(昼食)…
14.00. 鍾乳洞見学 16.15. → 17.15. クロアチア国境 17.30. → 18.10. オパティア ヴィラ・アンバサダー着 712号室泊