平成28年2月8日(月)
6時過ぎ「富士が見えるよ」と声が掛かり、急いで窓際に行くと、正面の河口湖越しに思っていたより大きな富士山が、裾野に棚引く雲を従えて薄いピンクに化粧して見えている。
昨晩の寝る時には再び雪が降っていたので、とても考えられない気象条件になっていました。
とにかく刻々と移り変わる富士山の表情をカメラに収める。
朝日が差すと次第に雪面が赤く染まり、湖面にもその姿が映り出されましたが、波があるのですっきりした形にはなりませんでした。
*

*
昨日、午前中は良く見えていたのに、午後になって雲に隠れてしまったので、今日は一日その姿を見せて欲しいものだ。
朝食の7時前まで、じっくりとその変わりゆく姿を眺めていました。
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朝食は混むとの話に7時前にレストランへ行く。混雑はそれほどでもなく、中国風料理の多いバイキングスタイルでしたが、昼食は米飯が予定されているので、パン食で済ませました。
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部屋に戻り、出発時間まで富士を眺めていましたが、次第に雲が覆い始めており、嫌な感じになってきました。
湖面には70羽ほどのカワアイサが集団で行動しており、遠くにも別なグループが目に付きました。
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8時半ホテル出発。昨日の新雪に朝日を受けて眩しい街中を、バスはゆっくりと今日の最初の訪問地・精進湖目指して進む。
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精進湖は周囲7kmで、五湖のうち一番小さな湖。
富士五湖の西湖、本栖湖と同一の水脈を有しているので水面標高も同じく約900mで、湖水の水位が連動する傾向がある。
最大水深は15.2mで河口湖と並び3番目の深さ。流入河川および流出河川はない。 【ウィキペデイアより】
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展望所からは正面に大室山を抱えて「子抱き富士」と呼ばれる形で見られるのだが、逆光のためかよく見えない。
また、山頂から中腹にかけて纏わり付くような雲があり、写真を撮るのには全くの逆光なので、思うような画像にならない
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15分程で次の『本栖湖』へ。ところが、ドライバーが富士山の見えない湖畔に車を停める。
係の方に場所を確認して湖畔を半周程走って展望台に到着する。雲は相変わらず山頂から中腹にかけて纏わり付いている。
本栖湖は五湖の最西端に位置し、富士五湖の中で最大となる121.6mの水深がある。また、千円紙幣E号券、五千円紙幣D号券の裏面に描かれる逆さ富士のモデルとして有名であるが、今日はその逆さ富士を見ることができなかった。
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バスが朝霧高原に入ると、富士山に纏わり付いていた雲が次第に少なくなってきた。
度々探鳥に訪れる『道の駅 朝霧高原』を通過し、『朝霧高原もちや』で休憩となる。
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朝霧高原もちやは、朝霧高原南端に位置し、富士山周遊路線の一角である富士宮道路に面するドライブインで、休憩施設とレジャー施設が一体となった複合施設となっている。
地元企業である「株式会社もちや」によって運営され、その名が示すように「餅屋」として、草餅やおろし餅などの主力商品を軸に、各種特産品を揃えている。名が示すように「餅屋」として、草餅やおろし餅などが好評とのことだ。
画像は、休憩施設の裏のレジャー施設のある場所からの富士山の画像です。
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朝霧高原から25分程で富士山本宮浅間大社の駐車場に到着。この頃には富士山に掛かっていた雲はすっかり取れ
すっきりとした姿となっていました。
ただ境内の広い浅間大社の一番遠い駐車場だったので、拝殿までに大分歩くことになりました。
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富士山本宮浅間大社
富士山を神体山として祀る神社であり、境内は本宮が 富士山南麓(富士宮市街地)、奥宮が 富士山頂上となる。
浅間大社は全国の浅間神社の総本社であり、富士信仰の中心地として知られる。
境内は広大で、本宮社地で約 17,000㎡になるほか、富士山の8合目以上の約 385万㎡も社地として所有している。
本宮の本殿は徳川家康による造営で、「浅間造」という独特の神社建築様式であり、国の重要文化財に指定されている。
また、本宮境内には富士山の湧水が湧き出す「湧玉池」があり、国の特別天然記念物に指定されている。
祭神を木花之佐久夜毘売命とし、祭神にまつわる桜を神木として境内には約500本もの桜樹が奉納されている。
【ウィキペデアより】
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大鳥居を潜り、楼門の前にある『鏡池』に写る富士山が一つの見所になっています。
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楼門から御神域に入り、拝殿で参拝。
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拝殿の右手に行くと、本殿が見える。二重の楼閣造で棟高45尺、浅間造りと称し其の構造は他に例がなく、国の重要文化財に指定されているとのこと。
その外側には、富士山の湧水が湧き出す『湧玉池』があり、国の特別天然記念物に指定されています。
この湧水をペットボトルに入れようとしましたが、「この水は煮沸して飲んで下さい」という張り紙があり、取り止めました。
*

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これで午前中の観光は終わり、一路昼食場所の『伊豆フルーツパーク』へと向かいました。
バスは新富士 I .C.から新東名道に入り、長泉沼津 I .C.で一般道へ降り、45分程で到着。
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*
ここの建物は2階建てで、1階は売店、2階が食堂でその広さに圧倒される。
昼食は『シラス釜飯御膳』。既に釜飯は炊き上がっており、その釜の中にシラスを入れて混ぜ合わせて戴く。
2杯目はそれに出汁を入れて、お茶漬けスタイルで戴く。さらに別鍋にあるうどんに天ぷらを入れて天ぷらうどんとして戴く。
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人の出入りが多く、落着いて食事ができるような雰囲気ではありませんでした。
慌ただしく食べ終わると、ベランダへ出て富士山を眺めて一息入れました。
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午後からは昨年12月14日に開通した、静岡県三島市の箱根西麓・三島大吊橋、通称「三島スカイウォーク」へ。
伊豆フルーツパークから10分程で到着しました。
「三島スカイウォーク」
入場券とともに戴いたパンフレツトによると、全長400mの長さを誇り、歩行者専用吊橋として日本最長吊橋で、日本一の大吊橋からは、日本一の高さを誇る富士山と日本一の深さを誇る駿河湾の大パノラマを一望でき、トリプルの日本一を一度に堪能できる絶景スポットが誕生しました、とあります。
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標高 415m、高さ70.6mある吊橋は、谷間から吹き上げる風が冷たく、思わずダウンコートのフードを被ることになりました。
また、写真を撮ろうと立ち止ると、橋が揺れているのが分かります。
富士山は勿論、改めて伊豆は天城連峰から駿河湾の眺望をカメラに収めました。
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渡り切った対岸の右手には展望デッキが設けられていましたが、 そこまで足を運ぶことは遠慮しました。
元に戻り、スカイガーデンまではエスカレータで行くことができるようになっていましたが、これもカット。
*
これで今回のツアーの観光は終わり、バスは国道1号線を利用して芦ノ湖畔から小田原へ抜け、蒲鉾の『鈴廣』で買物休憩。
久し振りに店内に入りましたが、お汁粉から饅頭まで広範囲な品揃えがあるのに驚かされました。
その後は小田原厚木道路を経由して東名道に入り、海老名 S .A.でトイレ休憩の後、無事帰京しました。
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今回のツアーはタイトルの『美しき冠雪の富士八景』とはなりませんでしたが、気象条件の変化による思わぬ姿の富士山を見ることができたので、まずまずの内容でした。
*
8.30. ホテル発 → 9.00. 精進湖 9.15. → 9.30.本栖湖 9.50. → 10.10. 朝霧高原もちや 10.35. → 11.00. 富士本宮浅間大社
11.40. → 12.25. 伊豆フルーツパーク 13.15. → 13.25. 三島スカイウォーク 14.15. → 14.30. 小田原鈴廣 15.15. →
15.50. 海老名S .A. 16.10. → 16.50. 新宿着
6時過ぎ「富士が見えるよ」と声が掛かり、急いで窓際に行くと、正面の河口湖越しに思っていたより大きな富士山が、裾野に棚引く雲を従えて薄いピンクに化粧して見えている。
昨晩の寝る時には再び雪が降っていたので、とても考えられない気象条件になっていました。
とにかく刻々と移り変わる富士山の表情をカメラに収める。
朝日が差すと次第に雪面が赤く染まり、湖面にもその姿が映り出されましたが、波があるのですっきりした形にはなりませんでした。
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昨日、午前中は良く見えていたのに、午後になって雲に隠れてしまったので、今日は一日その姿を見せて欲しいものだ。
朝食の7時前まで、じっくりとその変わりゆく姿を眺めていました。
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朝食は混むとの話に7時前にレストランへ行く。混雑はそれほどでもなく、中国風料理の多いバイキングスタイルでしたが、昼食は米飯が予定されているので、パン食で済ませました。
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部屋に戻り、出発時間まで富士を眺めていましたが、次第に雲が覆い始めており、嫌な感じになってきました。
湖面には70羽ほどのカワアイサが集団で行動しており、遠くにも別なグループが目に付きました。
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8時半ホテル出発。昨日の新雪に朝日を受けて眩しい街中を、バスはゆっくりと今日の最初の訪問地・精進湖目指して進む。
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精進湖は周囲7kmで、五湖のうち一番小さな湖。
富士五湖の西湖、本栖湖と同一の水脈を有しているので水面標高も同じく約900mで、湖水の水位が連動する傾向がある。
最大水深は15.2mで河口湖と並び3番目の深さ。流入河川および流出河川はない。 【ウィキペデイアより】
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展望所からは正面に大室山を抱えて「子抱き富士」と呼ばれる形で見られるのだが、逆光のためかよく見えない。
また、山頂から中腹にかけて纏わり付くような雲があり、写真を撮るのには全くの逆光なので、思うような画像にならない
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15分程で次の『本栖湖』へ。ところが、ドライバーが富士山の見えない湖畔に車を停める。
係の方に場所を確認して湖畔を半周程走って展望台に到着する。雲は相変わらず山頂から中腹にかけて纏わり付いている。
本栖湖は五湖の最西端に位置し、富士五湖の中で最大となる121.6mの水深がある。また、千円紙幣E号券、五千円紙幣D号券の裏面に描かれる逆さ富士のモデルとして有名であるが、今日はその逆さ富士を見ることができなかった。
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バスが朝霧高原に入ると、富士山に纏わり付いていた雲が次第に少なくなってきた。
度々探鳥に訪れる『道の駅 朝霧高原』を通過し、『朝霧高原もちや』で休憩となる。
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朝霧高原もちやは、朝霧高原南端に位置し、富士山周遊路線の一角である富士宮道路に面するドライブインで、休憩施設とレジャー施設が一体となった複合施設となっている。
地元企業である「株式会社もちや」によって運営され、その名が示すように「餅屋」として、草餅やおろし餅などの主力商品を軸に、各種特産品を揃えている。名が示すように「餅屋」として、草餅やおろし餅などが好評とのことだ。
画像は、休憩施設の裏のレジャー施設のある場所からの富士山の画像です。
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朝霧高原から25分程で富士山本宮浅間大社の駐車場に到着。この頃には富士山に掛かっていた雲はすっかり取れ
すっきりとした姿となっていました。
ただ境内の広い浅間大社の一番遠い駐車場だったので、拝殿までに大分歩くことになりました。
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富士山本宮浅間大社
富士山を神体山として祀る神社であり、境内は本宮が 富士山南麓(富士宮市街地)、奥宮が 富士山頂上となる。
浅間大社は全国の浅間神社の総本社であり、富士信仰の中心地として知られる。
境内は広大で、本宮社地で約 17,000㎡になるほか、富士山の8合目以上の約 385万㎡も社地として所有している。
本宮の本殿は徳川家康による造営で、「浅間造」という独特の神社建築様式であり、国の重要文化財に指定されている。
また、本宮境内には富士山の湧水が湧き出す「湧玉池」があり、国の特別天然記念物に指定されている。
祭神を木花之佐久夜毘売命とし、祭神にまつわる桜を神木として境内には約500本もの桜樹が奉納されている。
【ウィキペデアより】
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大鳥居を潜り、楼門の前にある『鏡池』に写る富士山が一つの見所になっています。
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楼門から御神域に入り、拝殿で参拝。
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拝殿の右手に行くと、本殿が見える。二重の楼閣造で棟高45尺、浅間造りと称し其の構造は他に例がなく、国の重要文化財に指定されているとのこと。
その外側には、富士山の湧水が湧き出す『湧玉池』があり、国の特別天然記念物に指定されています。
この湧水をペットボトルに入れようとしましたが、「この水は煮沸して飲んで下さい」という張り紙があり、取り止めました。
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これで午前中の観光は終わり、一路昼食場所の『伊豆フルーツパーク』へと向かいました。
バスは新富士 I .C.から新東名道に入り、長泉沼津 I .C.で一般道へ降り、45分程で到着。
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ここの建物は2階建てで、1階は売店、2階が食堂でその広さに圧倒される。
昼食は『シラス釜飯御膳』。既に釜飯は炊き上がっており、その釜の中にシラスを入れて混ぜ合わせて戴く。
2杯目はそれに出汁を入れて、お茶漬けスタイルで戴く。さらに別鍋にあるうどんに天ぷらを入れて天ぷらうどんとして戴く。
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人の出入りが多く、落着いて食事ができるような雰囲気ではありませんでした。
慌ただしく食べ終わると、ベランダへ出て富士山を眺めて一息入れました。
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午後からは昨年12月14日に開通した、静岡県三島市の箱根西麓・三島大吊橋、通称「三島スカイウォーク」へ。
伊豆フルーツパークから10分程で到着しました。
「三島スカイウォーク」
入場券とともに戴いたパンフレツトによると、全長400mの長さを誇り、歩行者専用吊橋として日本最長吊橋で、日本一の大吊橋からは、日本一の高さを誇る富士山と日本一の深さを誇る駿河湾の大パノラマを一望でき、トリプルの日本一を一度に堪能できる絶景スポットが誕生しました、とあります。
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標高 415m、高さ70.6mある吊橋は、谷間から吹き上げる風が冷たく、思わずダウンコートのフードを被ることになりました。
また、写真を撮ろうと立ち止ると、橋が揺れているのが分かります。
富士山は勿論、改めて伊豆は天城連峰から駿河湾の眺望をカメラに収めました。
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渡り切った対岸の右手には展望デッキが設けられていましたが、 そこまで足を運ぶことは遠慮しました。
元に戻り、スカイガーデンまではエスカレータで行くことができるようになっていましたが、これもカット。
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これで今回のツアーの観光は終わり、バスは国道1号線を利用して芦ノ湖畔から小田原へ抜け、蒲鉾の『鈴廣』で買物休憩。
久し振りに店内に入りましたが、お汁粉から饅頭まで広範囲な品揃えがあるのに驚かされました。
その後は小田原厚木道路を経由して東名道に入り、海老名 S .A.でトイレ休憩の後、無事帰京しました。
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今回のツアーはタイトルの『美しき冠雪の富士八景』とはなりませんでしたが、気象条件の変化による思わぬ姿の富士山を見ることができたので、まずまずの内容でした。
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8.30. ホテル発 → 9.00. 精進湖 9.15. → 9.30.本栖湖 9.50. → 10.10. 朝霧高原もちや 10.35. → 11.00. 富士本宮浅間大社
11.40. → 12.25. 伊豆フルーツパーク 13.15. → 13.25. 三島スカイウォーク 14.15. → 14.30. 小田原鈴廣 15.15. →
15.50. 海老名S .A. 16.10. → 16.50. 新宿着