悠翠徒然

画像中心

Twitter社員半数解雇の件

2022-11-06 05:57:00 | Weblog
解雇対象となった従業員は、解雇通知メールが送られてきた当日から会社のパソコンへのアクセスや、社内アカウントのメール、社内のSNSの使用ができなくなり、出社もできなくなったとの報に驚きました。
日本で働いていた日本人従業員も同様だと言うのですから驚愕です。
日本でそんなことできるわけが無いと思うのですが、、、、。

解雇者リストは業績や年齢、報酬などの諸情報を元にAIに作らせたのでしょうか?
それとも買収前から解雇者リストなるものがあったのでしょうか?

高額の退職金をもらえるとしても、メンタルやられてしまう仕打ちをうければ、次の仕事に就く気力を失ってしまいます。


ドイツでの解雇条件は、
『月収✖️勤続年数✖️0.5』だそうです。
つまり月収30万円の人が10年勤務していた場合、150万円で解雇されてしまうということのようです。
温情として、40歳以上の場合は、
0.5が0.8になる事があるそうですが、日本でも導入したらどうかとの意見があるそうです。


『リスキリング』と言う言葉が急に目立つようになってきました。
『リスキリング』とは技術革新やビジネスモデルの変化に対応するために、新しい知識や技術を学ぶ事だそうです。
文章にすると確かに正論です。
それでも私は『リスキリング』と解雇が簡単に結びつけられる風潮になる事を危惧しています。

メンタル強い人なんてそんなにいません。
いつ解雇になるかわからない状態で仕事のパフォーマンスなんて、私は上がりません。
好きでやってきた仕事を変えろと言われても、やりがいをそこに感じられるかどうか、、、。
年齢にもよりますし、個人差も大きそうです。
それでも受け入れられなかったら、0.5か0.8という事になるのかも、、、、。


中小企業には中小企業のやり方があります。
ギリギリでもゆっくり成長しながら楽しく働く事が継続できれば良いと思うのですが、呑気とか無能とか言われてしまうのでしょうか?
手を尽くさない事では無いのです。
時間をかけるべきだと思うのです。

少なくとも、日本の中小企業経営者の端くれとして、イーロンマスクの解雇に対する考え方に対して、1ミリも共感できるところはありません。

少しは時間作って話し合えよ!