(軽井沢町追分から見た浅間山)
いつもはなはだ独断と偏見に満ちた記事を投稿させていただき恐縮していますが、どうか本年もよろしくお願い申し上げます。
今年もただ個人の活動の報告だけでなく、自転車という乗り物、スポーツの過去と現在、そして未来とその可能性について考えていきたいと存じます。
何卒よろしくお願いいたします。
GIROの旧型ヘルメット(ハンマーヘッド)が処分しないで残っていました。
今ではこれでも重い方だと思いますが、初めてこのヘルメットを着用したときは、その軽さと通気性の良い快適さに驚いたものです。
では、1970~80年代の競技用公認ヘルメットは?
はい、競輪の公認ヘルメットしかありませんでした。(さすがに競輪メットは処分してしまいました)
安全性は高いと思いますが重くて、通気性が悪いので、短時間で終わるトラックレースはともかくロードレースやロード練習でこれを使うのは正直言って拷問のようでした
かといって棒状のカスクやプラ製の軽量ヘルメットは、今から考えると、着用していてもあまり意味がないのではと思われるほど脆弱な物でした。
開き直って、しまいにはロード練習ではノーヘルでしたが、それでは安全面で問題ありです。しかし、当時の状況では仕方なかったかもしれません。
現在では、安全性の面でも、快適さやデザインの面でも申し分のないヘルメットが販売されています。
かつては、プロはノーヘルでしたがツール・ド・フランスでの死亡事故をきっかけにして現在は、全レースでヘルメット着用が義務付けられています。
自転車による重大事故のほとんどは頭部外傷によるものとのことです。
レースではもちろんですが、練習、ツーリングの時も、また通勤、通学、買い物等でも、クロスバイクやママチャリに乗っている時も大人も、子供も自転車に乗る人は、ヘルメットを着用することを、自転車の未来のために2019年の年頭に提言させていただきます。