ニチガス総務部長に
争議解決を求める申し入れ書を手渡す
ニチガスは東陽ガスを指導しろ!
1月19日、東部労組東陽ガス支部が「借金漬け労働」の撤廃を求め提起した訴訟の第4回公判が東京地裁で行われ、東部労組各支部、地域の労働組合の多くの仲間が支援の傍聴に駆けつけてくれました。
公判後、組合は、東陽ガスを「協力会社」とし、実質的に影響を及ぼしているであろう「日本瓦斯」(ニチガス)本社前での要請行動を展開しました。
昼休みを終えた人たちが多く行き交う中、東陽ガス支部と支援の労働組合の仲間はビラを配り、「借金漬け労働」の実態を明らかにし、アピールを行いました。
東陽ガス支部の井上委員長のあいさつに続き、「借金漬け労働をなくすぞ!」「ニチガスは指導しろ!」とのシュプレヒコールが力強く響き渡りました。
支援の仲間からの連帯のあいさつを受け、参加者全員でニチガスに対し、「『借金漬け労働』撤廃を東陽ガスに指導すること」「争議解決を指導すること」などを内容とする申し入れを行いました。
この間、東陽ガス支部の申し入れに対し、ニチガスはエレベーターを止め、受付電話にも応対しないという不誠実な対応をとってきました。
しかしこの日、ニチガスは対応を変え、渡辺直美総務部長(執行役員)が対応してきたのです。
申し入れ書を受け取りにきた渡辺総務部長。「申し入れ書を受け取るだけ」との対応に、「借金漬け労働の実態を知っているのか!」「ニチガスは責任をとれ!」と、東陽ガス支部組合員の怒りの声が次々と突きつけられました。
申し入れを終え、東陽ガス支部組合員から闘う決意が表明されました。
東陽ガス支部の裁判闘争・ニチガスへの行動は、確実に東陽ガス・ニチガスを追いつめています。申し入れに応じざるを得なかったニチガスの対応からもそれは明らかです。
東陽ガス支部は前時代的な「借金漬け労働」をなくすまで、東陽ガス・ニチガスの責任を追及していきます!
次回の裁判は3月5日(月)午前11時@東京地裁527法廷です。
みなさんの激励・ご支援、お願いいたします!