昨日(1月30日)、「なくせアスベスト国民決起集会」(於:日比谷公会堂)にて1人/2300人の「九牛の一毛」を勤めてまいりました。
抜き足差し足、不気味に忍び寄る”死神”により、予期せぬ疾患に見舞われた、また慈しみ尽きない家族の最期に立ち会わざるを得なかった方々の、感情を抑えつつ発せられた一言一句に、最大限の怒りを感じつつ全身に受け止めた、震撼するような一瞬。実に有意義な一時でした。
パ . . . 本文を読む
全国の歯科技工士のみなさん!立ち上がろう。
先日、コミーさんから、ある歯科技工士さんからの残業月250時間の相談の話しが出ました。
そういえば、僕の通勤路の駅までの途中「二人だけの歯科技工士」の会社?があります。道路に面して、表は広い窓ガラスで仕事場が丸見えです。
いつも白衣を着た二人の男性がいるのですが、オーナーらしき男はいつもタバコをすったり、雑誌をみたり。もうひとりの若い男性だけがいつも . . . 本文を読む
1ヶ月の所定労働日数の8割以上出勤していないので、有給休暇は発生しない?
先日目にした相談は有給休暇に関するものでした。
「有給休暇を会社に申請したところ、『有給休暇の発生要件は“8割以上の出勤"。あなたはたしかに6ヶ月間継続勤務しているが、1ヶ月ごとにみると、1ヶ月の所定労働日数の8割以上出勤していないので、有給休暇は発生しない』と言われた」というもの。
正確には、有給休暇の発生要件は「6ヶ . . . 本文を読む
歯科技工士の方から、月の残業時間が250時間でかつ残業代も支払われていないという相談がありました。
歯科技工士の死因の上位3位に過労死と自殺が入っているらしい、と信じがたい話も・・・。
なぜこのような異常な事態が放置されてしまっているのでしょうか。
週40時間以上仕事に拘束されている人の人生は、自分の人生ではない
と何百年も前の賢人が言っています。
(コミー) . . . 本文を読む
時期的なものなのか、昨日だけでも転勤命令に関する相談が相次いできました。
いずれも「転勤命令を拒否したいのだが、拒否したら解雇されるのは目に見えている、どうしたらよいか」というものでした。
労働者の都合などおかまいなしに転勤を命じ、それを拒否すれば解雇・・・
解雇をちらつかせれば、思い通りに労働者を動かせるのだと勘違いしているのでしょうか。
本当に許しがたいです。
(コミー) . . . 本文を読む
ヒューザー社長証人喚問の画像を横目にやり過ごしながら、
年末を震撼させた一連の姉歯事件に思いを馳せてみました。
彼にしたって、「強度偽装NO」という正論を吐きたい衝動には抗えなかったはず。
これを「経済的合理性」という資本の論理で完全に圧殺したのは-。
テレビ画面にその”主犯”を垣間見たような気がします。
「筋を通すこと」がかくも目の敵にされるご時世。
こんな窮屈な社会、これまでの歴史を . . . 本文を読む
事務所にいると、よく「電話代が安くなりますよ」とか「IP電話を導入しませんか」といった営業の電話がかかってきます。
たいていは断るのですが、営業の労働者がどのような労働条件下で働いているのかについて思いをいたすこともしばしばです。相談のメールや電話では「ノルマ未達成ということで、賃金を一方的にカットされた」とか「夜遅くまで仕事、仕事、仕事…」など、深刻な相談が多いのも現状です。
そのうち、営業 . . . 本文を読む
業務委託・請負でお仕事をされている方からの相談が近年増えています。
実際は労働者となんら変わらない業務であるにもかかわらず、業務委託契約・請負契約にする会社が後を絶ちません。
会社の狙いは何でしょうか。
業務委託契約・請負契約であれば、会社は労働基準法の制約も受けず、各種社会保険に加入する必要もありません。
つまり働く者にとっては、
経費を自分で負担しなければならない
国民年金や国民健康保険料を . . . 本文を読む
「うちには有給はないよ」と堂々と言う上司。
「法律は法律、うちはうち」と威張って言う社長。
また「正社員にはあげるが、パートにはやらなくていいのだ」と本気で思い込んでる社長も少なくない。
社長!間違ってますよ!
社長!そんなことを言っていると近々労働者から手痛い反撃をくらいますよ!
一般には6ヶ月勤務で10日間、1年と半年勤務で11日間、6年と半年で20日間ですが、パートの場合、 週4日勤務 . . . 本文を読む
自社製品6万円を買えと派遣先の上司から強要
新年おめでとうございます。
NPO法人労働相談センターは年末から1月5日まで休みですが、年末に来た相談メールを一つ紹介します。
「販売の仕事で、ノルマ達成のために自社製品6万円を買えと派遣先の上司から強要されている」という一派遣女性労働者からの訴えです。
なんということでしょう。こんな馬鹿な話があるでしょうか。なんと辛い正月でしょう。
しかし、 . . . 本文を読む