【東部労組葛飾福祉館支部の闘い】
デイサービス施設の継続に向けて協議
デイサービス施設の継続に向けて協議
社会福祉法人葛飾福祉館が運営する高齢者対象のデイサービス(通所介護施設)の職員で結成した全国一般東京東部労組葛飾福祉館支部は8月8日に第2回団体交渉を実施しました【写真】。
団体交渉は法人側の遅刻により大幅に遅れて開始。前回の団体交渉でデイサービス施設の閉所方針を法人側が撤回したことを踏まえて今後の施設の運営方針について協議しました。
法人側はこれまで職員からの要望に耳を傾けてこなかったことを反省し、今後は職員とのコミュニケーションを図り、事業の継続を前提に組合と協力していく旨を表明しました。これを受けて組合側も施設の維持向上のための法人側との会議を速やかに持っていくことを確認しました。
一方で、組合が同じ法人内の保育園や学童施設などの職員に配ってもらうよう各施設長に託したビラを、法人側が勝手に中身を見て内容や表現に問題があるとして配布を差し止めた問題が発覚しました。
一方で、組合が同じ法人内の保育園や学童施設などの職員に配ってもらうよう各施設長に託したビラを、法人側が勝手に中身を見て内容や表現に問題があるとして配布を差し止めた問題が発覚しました。
この日の団体交渉で組合は強く抗議し、法人側は謝罪したうえで「不当労働行為を二度と行わないよう誓う」とする確認書にサインしました。
経営者による「検閲」のような行為は断じて許されません。労働者が自由にものが言える職場、労働者が主人公の職場をつくるために組合は今後も闘っていきます。
この間、デイサービス施設に通われている利用者の方々からは閉所方針の撤回を受けて「安心した」「ありがたい」など感謝や激励が組合員に寄せられています。「施設がなくなったら困るから自分も一緒に声をあげたい」という反応もありました。
経営者による「検閲」のような行為は断じて許されません。労働者が自由にものが言える職場、労働者が主人公の職場をつくるために組合は今後も闘っていきます。
この間、デイサービス施設に通われている利用者の方々からは閉所方針の撤回を受けて「安心した」「ありがたい」など感謝や激励が組合員に寄せられています。「施設がなくなったら困るから自分も一緒に声をあげたい」という反応もありました。
こうした利用者の声を糧にしながら組合は労働者の生活と権利を守っていくと同時に法人側に施設や事業の質の向上を求めていく考えです。また、法人内の他の保育施設や学童施設などの職員とも連携し法人全体の労働環境を改善していきます。
みなさんのご支援をよろしくお願いします!