相変わらず、「退職したくてもやめられない」という相談は跡を断ちません。
自分の意に反して働き続ければ、肉体的にも精神的にも追いつめられてしまいます。
「今辞めたらどれだけ会社に迷惑がかかると思ってるんだ、損害賠償請求するぞ!」などと言いがかりをつけ、脅迫に近い形で労働者を引き留めるケースも多々あります。
「退職したくてもやめられない」は社会病理の1つといっても過言でないくらいの状況です。
と . . . 本文を読む
今、「うつ病」は決して珍しい病気ではなくなって来ている。職場での過労や不当な労使関係が発病の一番の原因だろう。
あまりの多さに無視できなくなった厚生労働省もあわてて「職場における労働者の心の健康づくりのための指針」を出し、企業としても労働者のメンタルヘルスケアーの積極的推進を求めている。
しかし、当NPO労働相談センターに寄せられる月500件の相談の中にも、「うつ病で2.3週間休んだだけ . . . 本文を読む
電話やメールでの相談を受け付けていて、相談者の方から「労働基準監督署に相談したが、まともに取り合ってもらえなかった」といった話をよく耳にします。
確かに、労使間の契約上の問題で労働基準監督署が介入できないケースも中にはあるでしょう。
しかし、「有給休暇を取得できない・サービス残業を強いられている」といった明らかな労働基準法違反であっても、相談員に適当にあしらわれてしまう事が多々あるようです。
その . . . 本文を読む