(上の写真はドトール神保町一丁目店の女性労働者不当解雇への抗議の様子)
本日、都内の某労働基準監督署に組合員の労災認定に関し”怒り”の申し入れを行ってきました。
認定が容易でないとされる「腰痛」に係る事案なのですが、担当官の吐いた言辞がふるっていましたね。本人が脂汗を流しながら、申請書を握りしめ一片の希望を胸に、息も絶え絶えたどり着いた姿を . . . 本文を読む
今、日本の職場では大変なことが起きています。
先日(2/24)東京都労働相談情報センター亀戸事務所(旧労政事務所)と東京東部の地域で労働相談をしている各労働組合や東京労働安全衛生センターなどとの「労働情勢懇談会」が開催された。
私たちNPO法人労働相談センター・東部労組も昨年の統計(以下)を発表した。
2005年相談総計数 5646件(月平均471件)
メール相談 2903件(同上24 . . . 本文を読む
本日、NPO法人東京労働安全衛生センター主催の第三回アジアワークヘルスフォーラムにスタッフら四名で参加してきました。 ベトナムカント市からファン・タン・バン党カント委員会副議長(写真)ら三名の代表団が来日し、ベトナムの労働者や農民の労働安全衛生への取り組み状況「参加型トレーニングプログラム」の報告がありました。 また、日本側からは「日本石綿対策の現状とアジアへの波及」などのテーマで報告がなされ . . . 本文を読む
「春闘」って聞いて、やれ”国鉄スト”だ、やれ”一発回答”だ、やれ”公労委”だ
などと連想する御仁はもはや現役を退きつつある、というのが偽らざる実態か-。
う~ん、何とも寂しい限り。春は闘う季節。血が騒ぎ拳が疼く。さぁ出陣!
春の季語として、歳時記にも顔を出すという「春闘(春季賃金闘争)」。
でも、冒頭にも述べましたが、若手サラリーマンに「それって、何ですか?」と問い返された(元)闘士も . . . 本文を読む
「使用者が源泉徴収票を交付してくれない」という相談が何件か寄せられています。
もちろん源泉徴収票を交付するのは事業主の義務です。
が、トラブルがあって辞めてしまった人などに対して、交付しなかったりすることが多々あるようです。(はらいせのつもりか??)
このような場合、会社を管轄する税務署に「源泉徴収不交付の届出」手続きをすることができます。
さて、この届出を税務署は受理すると、具体的に何をしてく . . . 本文を読む
ある美容師さんの話。
労働時間は最低でも朝9時から22時
昼休みは20分で、忙しい日はその20分すら取れない
給与は完全歩合制で、残業手当もなく、週一日の休みさえ出勤しなければ給与に響く
もちろん休日手当などもない。
従業員は何千人といるが労働組合はなく、労働組合自体知らない従業員が多いようです。
でも美容師の業界は仕方ないと言います。
相談の中で「この業界は仕方ない」という言葉をたびたび耳 . . . 本文を読む
小山内信子さんガンバレ! <スーハ゜ーたじま>の墨田区向島店の管理職が、「万引き未遂」を理由に、知的障害者のお客さんを一昼夜にわたり、うしろ手に針金で縛り上げ、暴力をふるいました。 この悪逆非道の事実が、東京東部労組たじま支部の闘いの中で社会的に明らかにされました。 <スーハ゜ーたじま>は労働組合が結成されて以来、手段を選ばない労働組合つぶしを行い、つい最近も組合員をねらいうちにし、ささいな . . . 本文を読む
今でこそ僕も労働相談センターのスタッフとして労働相談を受けていますが、数年前までは僕も勤め人でした。
従業員30名くらいの中小企業だったのですが、僕は一応「主任」ということで、面接もやってました。
そこで僕が応募者に言っていたこと。「有給休暇はありますが、休日の前日はとれません。続けてとることもウチではできません」「残業代は40時間まで支払います」などなど・・・。
僕の言葉で、「会社ってそう . . . 本文を読む
映画 「ある子供」を先週観ました。
主人公の青年は定職に就こうともせず、その日ぐらしで物乞いやひったくりをしながら生活しています。
子供が生まれてもその生活は変わらず、しまいにはわが子まで売り飛ばそうとします。
一緒に観た友人は、「働くチャンスがあっても自ら放棄している、ただ愚かなだけじゃない」と言って不満気でした。
しかし、まじめに働いても正当な評価を得られない社会は、労働に対する意欲を失わ . . . 本文を読む