東京東部労働組合【公式】ブログ

全国一般東京東部労働組合の記録

市進支部より新年のごあいさつ

2017年01月02日 09時00分00秒 | 学習塾・予備校

(昨年7月6日、本八幡交差点で勝利報告する並木委員長<左>・高畑組合員<右>)


2017年 新年のごあいさつ 
全国一般東京東部労組市進支部 執行委員長 並木 創一

新年あけましておめでとうございます。東部労組市進支部の並木です。
職場に組合を結成して4年が経ちました。今もなお活動を続けていられること、これもひとえに支援してくださった多くの方々のおかげです。この場を借りまして厚く御礼申し上げます。

一昨年、私たちは大きな意義を持つ勝利判決、命令を勝ち取ることができました。20年以上も契約を重ねてきた講師に対し50歳最終契約の就業規則を盾にして雇い止めにしたこと、職場の業績不振の責任を末端である一人の講師に負わせて雇い止めにしたこと、組合結成後ありもしない理由をつけたり組合脱退をほのめかしてそれを断ったために雇い止めにしたこと、同じ職場で仕事を差別的に減らして経済的打撃を与えたこと、これら一連の会社側の行為が司法、行政の判断によって否定されました。
そして昨年5月、組合員全員の雇い止め解雇を撤回し職場復帰を認める全面勝利解決を勝ち取ることができました。
この結果、私と高畑組合員は職場に復帰し、元気に働いています。

争議には勝利しましたが、課題は残っています。結成時からの労働条件の悪化は今なお続いています。講師への差別的な待遇も以前残されたままです。闘いは続くものと覚悟しております。今後ともどうかご支援ご声援をよろしくお願いいたします。
 
それともう一つ、市進グループで働いている方々でこのブログをご覧になっているのであればぜひ訴えたいことがあります。
私たちの組合に加入して一緒に闘ってみませんか。

いま私たちは市進内では超少数派です。それでもこれまで、授業コマ加給の割増賃金未払い分の支払いを実現させ(原則一律5000円支給)、さらに1分単位の残業大支払いを認めさせたこと(実施状況はまだ不十分ですが)、そして一昨年の都労委命令、地裁高裁判決と労働者の権利を勝ち取ってきました。とは言えまだまだ職場ではみなさんに対する理不尽不当な扱いがたくさん横溢しているだろうと思います。組合に入って闘えばそれは皆さん個人の問題から市進支部そして東部労組全体の問題へと発展します。当事者性が拡がるのです。

ストライキや社前抗議行動に多くの各支部の仲間や友好労組の方々が駆けつけてくださいました。それは「他人の問題」ではなく「自分たちの問題」だと受け止めていただいているからなのです。

どんな職種も大歓迎です。教務、事務、アルバイト、正社員、市進ホールディングス傘下で働いている皆さん、組合に加入し真に風通しの良い職場を作っていきませんか。

以上、新年の挨拶とさせていただきます。

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